2011年12月7日水曜日

大型トラックこそハイブリッド車両が必要

ハイブリッド車というと、プリウスをはじめとする乗用車を思い出すが、人間を輸送するだけの手段としての乗用車は、軽量化や電気自動車化、他の交通手段など、温室効果ガス削減の手段はいろいろあるだろう。
トラック輸送はどうだろう。何トンもの荷物を満載し加速や減速のたびに大量のエネルギーを消費する。化石燃料を大量に消費し温室効果ガスの排出量も多いはずだ。トラックこそ加速時に電気モーターを使い、減速時や下り坂で回生ブレーキを活用し、省エネ化、温室効果ガスの削減、燃料費の削減を行うべきだと思う。現状でトラックのハイブリッド化をやろうとすると非常に高価なトラックになってしまうのだろう。燃料削減でコストアップを吸収できるくらいのトラックを早く実現すべきだと思う。乗用車は趣味的な要素も大きいが、ハイブリッドのトラックは社会に大きく役立つ事だろう。

2011年11月30日水曜日

まだ続けるの?古いスタイルの人事制度

小さな会社なら、アルバイトが優秀だったら正社員として正式採用とか、子会社から親会社に移籍とか、定年が無いとか、出身の学校など気にしない出来るやつを活用するとか、当たり前だと思うけど、日本の大企業のほとんどが、過去の常識のとらわれた人事制度をやっている。

これでは、日本の企業が元気が無くなるはずだ。

まず、学歴や出身学校など、採用では考慮したとしても、入社したら中で仕事のできるやつを活用すれば良いし、どんどん出世させても良いはずだ。
子会社から出向で、親会社の役にたつ人材だったら、子会社から親会社に移籍させても良いはずだが、過去の採用が違うからって許さなかったりする企業も多い。
年齢でも差別している企業が多い、60代後半、70代の社長や役員が多い企業でも、60歳定年制を設けている企業が多い。「60代にもなったら、バリバリ仕事は出来ないだろう」なんて言い訳を言う企業も多いが、そこの社長が70代だったりして、矛盾したことを言う。

海外はどうなのか良く知らないが、過去の経歴、出身大学、年齢、性別、など仕事の能力とは関係ないはず。どうして、過去の事を優遇するのか、非常に疑問だ?

また、前から何度か書いているが、画一的な昇格試験なんてやって意味があるのだろうか?それも他社の真似なんてしていたら、他社と差別化などできるわけがない。

多くの企業は人材に支えられているはず。それを、昔ながらの常識でやっていたら、活用できるはずがない。企業のトップは、日本の企業を元気にするために、もっと考えて欲しいね。株主も人事制度にもっと意見しても良いのではないだろうか?

2011年9月11日日曜日

雨水で集まる放射性物質 神奈川県海老名市内

福島第一原発から250km以上も離れた神奈川県海老名市、空中の放射線濃度は、ほぼ事故前の値に戻っている。しかし、雨どいから落ちた雨水の集まる場所などは放射性物質がたまっている。土砂の上にガイガカウンターを置くと、1μSv/h程度まで値が上昇した。集めた汚泥を測定してみると、ほぼ同じ値になる。正直、海老名でこれほどの値が出る場所があるとは思わなかった。(7月27日に発見)
1μSv/hを見たとき、改めて、福島第一原発事故の大きさ、ばらまかれた放射性物質の量の多さを感じました。原発の危険性を改めて感じました。
集まっている場所は限られ、50センチ離れれば値も低くなるので、心配するほどではないと思う。ただし、雨どいの水が集まる場所の土を子供が触ったり、その土で野菜を育てたりしないほうが良いだろう。

土砂を集めたのは良いが、どこに捨てれば良いのわからない。放射性物質を含んだものはどうするのか?今まで考えたこともなかった。明確な案内や情報がないので困ってしまう。「東京電力にお返しすべき」という人もいらっしゃったが、念のため、市役所に確認してみたところ、市の職員がサンプルとして回収して行きました。(役所も測定器を持ってきたが、ほぼ同じ値を示した。)
今のところ、市などの自治体でも放射性物質を含んだ土などをどうしてよいのか決まっていないそうだ。国ははっきりした指針を示さないと、今後、放射性物質を含んだ土砂が行き場を失って、市町村の倉庫などにあふれてしまう可能性もある。

雨水の落ちる側溝に溜まった
土砂の上に測定器を置くと、
1μSv/hを表示
土砂を取り除いた後
ほぼ平常に戻る



回収した土砂を測定
1μSv/hを表示

市内の小中学校なども調査が終わったようです。

2011年9月9日金曜日

3.11から半年、原発についてもう一度考えてみよう

3月11日の大震災から半年が過ぎようとしています。そこで原発について、もう一度考えてみましょう。

御前崎にある、浜岡原発が停止と決まったときに、スズキの鈴木修会長兼社長が、「ほっとした」とコメントされていたことを思い出しますが、もし、今回の地震が東海、東南海、南海地震で浜岡原発が福島原発のような事故を起こしていたら、浜松に拠点があるスズキは壊滅的な打撃を食らっただろうし、多くの従業員が影響を受けることになってしまっただろう。「ほっとした」というのは当然かもしれない。

今回の福島第一原発の事故では大量の放射性物質が飛散し、200km以上も離れたところでも通常の何倍もの放射線量を示す場所が報告されています。遠く離れた神奈川県の海老名市でも、雨水の集まる場所の土壌は1μSv/hくらいの値を示す場所もありますので、いかに大量の放射性物質が拡散したのかわかります。

福島原発の場合は東側が海で、大気中に放出された放射性物質の大半が海側に流れていったと予想されます。天気は西から変わると言われますが、日本では大気は西から東に流れています。もし、東側が陸地だったらさらに汚染地域が広がっていたと考えられます。
もし、御前崎だとすると、汚染地域は静岡県だけではなく、東側にある神奈川県も住めなくなるくらいの放射性物質が降り注ぐ可能性が高いと考えられます。さらに東京都内まで汚染地域が広がる可能性もあります。神奈川県は人口も多く、数百万人の原発事故難民が発生し、拠点を持っている企業も多いので日本の経済に壊滅してしまうと考えられます。

福島の原発事故ですが「想定外の津波によって電源が失われたため」ということになっていますが、津波が来る前に核燃料や制御棒が破損していなかったという証拠は今となっては炉心が溶融してしまいわからない状況です。震度6強の地震は、全国どこで起こってもおかしくありません。津波の心配が少ないとか、「津波対策をすれば絶対安心」と何でいえるでしょうか?

現状では、全国の原発で福島と同じ事故が発生してもおかしくないと考えるのが自然です。原発の周囲数十キロだけが危険というだけではなく、原発から100~200km離れていても特に東側にある地域は放射性物質で住めなくなるリスクがあるということです。

企業も、電気が不足するリスクは、自分たちで発電したり、節電を続けたりで回避できる可能性がありますが、原発事故は自分たちでどうすることも出来ません。地震の多い日本では、多くの企業にとって稼動する原発は事業継続を危うくする厄介者のはずだが、原発を推進したいという大企業のトップも多いと聞きます。地元の住民が故郷を追われるリスクをもっている原発を推進している政治かも多いと聞きます。何でそこまで、リスクを負っても原発を推進したいのか?私にはわかりません。
最初は「浜岡原発を止めたのは、菅総理の人気取りだよ」なんて言っていた人も、「200km以上も離れた場所でも、雨水が集まる場所の土砂が、通常の10倍以上になった。」と話しを聞くと、「浜岡原発は動かしたらダメだ」と言い出した。これが普通だと思う。

今後も脱原発社会の目指して、色々と考えてゆきたいと思います。

2011年8月1日月曜日

2011年8月1日我孫子での放射線

新聞(読売新聞2011年5月16日の記事)が間違って報道したのか、5月より後に値が増えたのか?
松戸近辺では通常より高い放射線の値を示していました。松戸駅で電車を降りてホームに立つと、ガイガーカウンターがピ、ピ、ピと鳴るので値を見ると、0.3μSv/hを、時々超えました。

2011年8月1日の、写真は我孫子の駅前、手賀沼の近くです。トリックはありません。
これはホットスポットとは言わないのでしょうか?

関連情報
























2011年7月31日日曜日

「原発止めると電気が足りない」と煽るから始まった、創発的電力革命

創発(そうはつ)とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れることだそうだ。代表的な例としてあげられるのがアリ塚。英語では、emergence と言うらしい。
さて、3.11での電力不足をきっかけに、さらに、「原発が定期点検から再稼動できないから、電力が足りない」と電力会社が煽るものだから、消費者が一斉にLED電球化したり扇風機を購入したりしている。一般家庭の照明がLED化すると莫大な電力が削減可能になる。
ちょっと計算してみよう。各家庭での照明、蛍光灯が多いと思うが、かなりの数があるはずだ。一人暮らしても夜間2~3個は常に点灯していたりするはず。蛍光灯からLEDに変えるだけでも20~30Wの節約になっているはず。少なく見積もっても一人当たり10W削減できると、12~13億ワット削減になる。120万キロワットにもなる。
他にも今回の電力不足から、様々な節電や電力ピークシフト、太陽光発電などが進みつつある。電力会社や政府?は電力のコストアップ、節電によるコストアップを懸念しているようだが、多くの消費者は安全とは言えない原発に頼るよりコスト負担してでも安全、安心を購入したいと思っている。それに、携帯電話や自動車などにかかる費用と比較すれば、電力は安い。もし、値上げされれば、さらに節電は加速するだろう。現在は我慢してエアコンを切っている人などもいるが、そこも徐々に変わるだろう。
企業はコストアップすれば安い電力、ガスタービンなどの自家発電などを工業団地で共有したりすることを考えるだろう。企業はこの節電、電力ピークシフト、自然エネルギーなどビジネスチャンスが広がっている。それも、世界的な動きだ。
「原発止めると電気が足りない」と脅せば脅すほど、個人や企業が工夫するから、創発的破壊が起こって電力革命が進行している。
後は、発電と送電を別会社にして、加速させる事が決まれば、さらに加速して、日本は世界のお手本となるような省エネ国家に突き進むと思う。

2011年7月30日土曜日

マイクロ太陽光発電のすすめ 2 太陽電池の選び方

マイクロ太陽光発電のすすめ2回目です。まず、どのようなシステムにするのか考える必要があります。
何に、どのくらいの電力を使うのか?例えばテレビだとすると、100Wで4時間見ることを目標にすると、400Wh/日の発電量とかなり大きくなる。照明でLED電球3~4個程度なら30W×6時間で180Wh/日の発電量が必要になる。LED、それも直流で点灯させるだけなら10W×6時間で60Wh
インターネットのルーターなどに使う場合は通電時間が長い、24時間通電だと5Wでも120Whになってしまう。さて、パネルの容量だが、どのくらいあれば電力が足りるか、一日に使う電力と同じ値から倍の値くらいなら、一日に100Wh必要なら100W~200W分のパネルを選ぶ。パネルの出力はWだから100Wなら直射日光の下で100W出力だから一時間で100Wh分になります。
どこに設置できるか、なるべく一日中日差しがあたる場所、ベランダなどは風も強いし、重量も限度がある。外に出っ張ることは出来ないなど、制限も多い。また、季節による日差しの変化も重要で、夏場には問題が無いが冬場はダメな場合、ベランダなどひさしにさえぎられて冬場は日差しが良いが夏場は日が当たらないなど注意が必要です。庭などに設置する場合は樹木の葉が伸びて日陰になるなども考えられます。太陽電池はパネルの一部でも陰になると、そこが抵抗になって発電量が減ってしまいます。

太陽電池パネルは通信販売で販売されています。サイズや出力は色々とあります。ここで、重要なのが出力電圧、蓄電池を12Vで使うなら出力電圧17Vタイプで充電できますが、24Vに充電使用と思っても通常のコントローラーでは充電できません。17Vタイプを直列にすれば24Vでも使うことができます。マイクロ発電なので12Vで設置するのが良いでしょう。

パネルですが、一枚で出力が大きなものもありますが、複数のパネルを並列に使う方法もありますので、設置場所にあわせてサイズと出力を考えて選べばよいでしょう。

通信販売会社によっては、詳しい説明が掲載されたりしていますので、参考にしてみてください。

2011年7月29日金曜日

海老名でもホットスポット (海老名市内の放射線)

神奈川県海老名市、福島第一原発からは260km以上離れている。2011年7月現在、路上1mの高さで測定すると、私の持っているガイガカウンターでは0.10~0.14μSv/h程度に落ち着いている。路上アスファルトの上に直に置いて、0.16μSv/h程度。公園の土の上などで0.17μSv/h。
心配される田んぼは、0.13μSv/hで、事故以前の0.10~0.11μSv/h程度と差がなくなってきている。
ところが、雨どいの雨水を地面に落とすドレインパイプの出口付近を測定すると、0.3~0.6μSv/hという通常の数倍の値を示すことがわかった。舗装してあっても0.3μSv/h以上、土のところだと0.6μSv/h程度までの数値となった。3月末ごろに杉花粉で黄色くなっていた場所と同じ、つまり屋根に降りそそいだ放射性物質が雨で流されて集まった場所に放射性物質が集まってしまったということだ。
この程度の値ならば、直ちに問題になる値では無いと思われるが、莫大な量の放射性物質が撒き散らされてしまったのだろう。
7月27日に行われた 衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」参考人説明、児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)が参考になる。(上手く見る事ができない場合は 国会のビデオライブラリから再度検索)
スライドも公開されました。
この状況でも原発を推進したいなんて人たちは、何を考えているのだろう?

2011/07/29海老名市内で撮影
側溝などさらに高い場所もある様だ
(写真は無断使用禁止)

企業のトップは脱原発について明確な態度を!

WWFはトップページで脱原発の呼びかけを行っていますが、多くの優良企業が法人会員として参加しています。参加企業は間接的に脱原発を推進している企業ということになります。参加企業のトップはWWFが脱原発の署名をやっているなど知らないのかもしれませんが、もし、原発温存を考えている企業だったら、どうするつもりなのだろう。WWFは地球環境を守り野生生物を守ろうという趣旨の団体、その団体が原子力発電にノーを示しているわけで。環境保護ブームで安易に会員になった企業もあるかもしれないが、市民から見たら、参加企業はWWFに同調する企業だから参加していると判断するのが普通だろう。

もし、今この時点で、WWFが脱原発署名をやっていることを知った経営者が、WWF脱退を決めたとしたら、その事実が公表され、批判されるだろう。現在、日本の国民、大多数は原発廃止を望んでいる。特に東北や関東など身近に放射性物質が降り注いだ地域で、それでも原発を推進したいなんて思う人は少数派、ほとんどいないだろう。WWF脱退を決めたとしたら、その事実が公表され、批判されるだろうし、消費者から疑いの目でみられてしまうだろう。特にウエブで会員であることを公表している企業は簡単にわかって、ネットを通じてあちこちにその事実が流れてしまうことになるだろう。

そもそも、環境保護に関しては、今でも二酸化炭素と地球温暖化を疑問視している人もいるくらい様々な説があり、各国の思惑、企業や組織の既得権益などが交錯している。政治問題にもなり、政治政策から切っても切り離せない項目も多い。今回のような事態が起これば賛否が出てきてしまうこともある。企業は環境保護関係の団体に加盟すれば、自分の会社の方針やビジネスにマイナスになるような事実や意見を突きつけられるリスクがある。そんなことは、大企業の経営層ならわかっていることだろう。「WWFの意見には賛同できないが、脱退すれば市民消費者からボイコットされる」となった場合、経営者はどうするのだろうか?環境保護に参加貢献していることをアピールしたくて自分たちの意思がないままWWFの会員になっているとすると、たぶん、困っている可能性もあります。曖昧にしていて、反対でも賛成でもないという状態が続けば、賛否双方から嫌われてしまうだろう。

福島第一原発の事故をきっかけに、日本だけでなく世界中が脱原発に向かって動き出している。お客様である消費者を大切にする企業ならば、その流れに賛同し、積極的に関わって行くほうが、最終的には企業の利益になるはずだ。大きな企業は自家発電の設備を導入し、原発や電力会社に頼らないようにすれば良い。また、脱原発、省エネのビジネスは世界的に爆発的に拡大しはじめたので、この流れに乗った方が得策なはず。脱原発はすでに世界の流れです。
今、日本の企業のトップは、自分たちの会社は、どういう社会を目指すのか、そして何に貢献するのか、ということをトップが明確に示す必要があると思う。

2011年7月25日月曜日

浜岡原発が福島と同じような事故を起こしたら

天気が西から崩れてくるのはよく知られているように、地球上の風の大きな流れは西から東、もし、今回の地震が、東海・東南海・南海地震の3連動地震が発生して、浜岡原発が福島第一原発のような事故を起こしていたら、首都圏が機能停止、人口が多いだけに避難民を受け入れる場所が無い、経済活動も大打撃、という状態になった可能性が大きいのではないだろうか?
報道によると浜岡原発では津波対策を18mまでかさ上げして津波を防ぐとしている。福島第一の事故は「想定外の津波による電源の喪失が原因」ということになっているが、地震のときに燃料が破損していないとどうして言えるのだろうか?今となっては融けて崩れてしまい、地震で破損していたとしてもわからない状態になっているのではないだろうか?東海地震は発生する可能性も高く、もし事故が起こったら「想定を上回る振動衝撃が加わった」なんて事にもなりかねないと思う。それに18mで大丈夫だという証拠も無い。
(浜岡原発が事故を起こした場合の想定は、ストップ浜岡原発のサイトにあります。)
原発事故の影響ははかりしれない、
今回の福島第一原発は放射性物質(放射能)がほとんど東の海に流れたが、それでも莫大な被害が出てしまっている。もし大都市を放射性物質を襲うような事が起これば、首都圏ではなくても間違いなく日本に壊滅的な被害を与えることになる。
原子力発電の出来るだけ速やかな削減と廃止を進めてほしい。



独立行政法人 原子力安全基盤機構が事故より前に溶融を予想して作ったビデオをみると、今回の事故は想定されていたと思われる。

多くの一流企業が賛同する WWF 脱原発社会に向けた署名開始

多くの企業も賛同するWWFでは、新しいエネルギー社会のありかたを推進始めました。
自然エネルギー100%と原発の段階的廃止を実現するため「エネルギー基本計画」を変えようという署名もスタートしています。
人会員企業には電力会社は含まれていないようですが、大手電気メーカーも含まれています。

2011年7月15日金曜日

マイクロ太陽光発電のすすめ

太陽光発電を導入してみたいが、導入コストが高い。あるいは、マンションで個人で導入は出来ない。そこで、お勧めなのがマイクロ太陽光発電。ソーラーパネル1~2枚をベランダに取り付けたり、置いたりする程度、直射日光下でせいぜい10~20W、大き目のパネルを置くことができれば50~100Wクラスも可能。
まずは、小さいものから始めても良い。ソーラーパネルはネット通販などで一枚から購入できる。12Vのバッテリーに充電できるタイプのものが販売されている。出力の開放電圧が17V程度のものが一般的。充電用のコントローラーもこがたのものが出回っている。バッテリーはシール型のディープサイクルタイプ鉛蓄電池が使いやすい。出力は12Vのまま使ってもよいか、インバーターでAC100Vにしても良い。インバーターは矩形波交流出力の簡易タイプのものから正弦波交流出力までいろいろあり、みた通販で購入可能。一日充電してもせいぜい100Wh程度かもしれないが、100WhもあればLED電球を長時間点灯することが出来る。クリスマスシーズンの電飾も太陽光だけでまかなえるかもしれません。ちょっと太陽光パネルの容量、蓄電池の容量を増やせば、TVなども長時間使えます。停電時も役立つ。日曜大工の好きな方なら、それほど難しくないと思います。夏休みに子供といっしょに工作してもよいでしょう。
注意点は、蓄電池を使う場合電流も大きいので、ショート時の発煙発火を防ぐためのフューズなどの安全装置をつけること、作業中、設置後、ベランダからパネルが飛んだり落下したりしないように十分注意することなど、気をつけましょう。

写真はソーラーパネルから充電するための市販のコントローラー(左)と市販のインバーター(右)

今後、実際の設置方法などを投稿予定

2011年7月8日金曜日

電力不足は日本経済拡大、雇用増大のチャンス

3.11後に発生した、電力不足、原発事故をきっかけに原発の定期点検後の再稼動が出来ない状況が続いている。企業は15%の節電を迫られ、家庭も停電を避けるため、停電による収入減を防ぐために協力している。
大企業の経営層を中心とする経済界も、多くの政治家も、原発を再開させて元に戻そうとしている。でも、ちょっと待て、元に戻したところで、日本の経済が復活する保障は何も無い。むしろ、悪い方向に進む可能性もある。楽天の三木谷社長は経団連を退会したのは、当然だろう。日本を先の見えない元の状態に戻そうなんて団体には所属したくないだろう。
ドイツやイタリアなど脱原発に向けて動いている、原発大国のアメリカでも原発の近くに住んでいる人たちは非常に不安だと言う。私の知り合いも、会社が原発から15マイルしか離れていないから、事故が起こったら会社はおしまいだと言っていました。大きな会社だが、拠点が原発からたったの15マイル(約24km)なので事故が起これば大きな打撃を受けることは間違いない。
電力を徐々に減らそうとしても、なかなかイノベーションは起きないが、今回のように強制されると、世の中はいっきに新規技術、新しいやりかた、新しいビジネスを考える。まだまだ日本の企業やそこで働く人たちは能力が高いはず。
脱原発、電力のピークシフト、自然エネルギー開発、蓄電技術、電力の自由化、発電会社設立、省エネ住宅や省エネビル、LED照明関係(屋外も含む)、超省エネ技術、省エネネットワーク技術、スマートグリット、省エネ電車の普及、など、新しいビジネス、ビジネスの拡大、雇用の拡大が待っている。それも、世界的なイノベーションを起こせるチャンスだ。
古い、3.11以前のやりかたに固執して、それで利益を上げようなんて企業は、取り残されるだろう。そのうち、絶滅危惧企業といわれるのは間違いない。古いやり方は捨てて、新しい日本に一歩踏み出すべきだ。


2011年7月5日火曜日

飛行機と原子炉の重大事故発生率

主要な旅客機と原子炉、重大事故の発生率はどのくらいだろうかと、考えてみた。
旅客機だと墜落など多くの人が死亡するような事故、
原子炉はスリーマイル、チェルノブイリ、福島の三回の大事故
(福島を4基で4回と数えると、倍の6回の事故になります)

どちらも概算で、おおよその値、

世界の主要な運行されている主要な旅客機は約15000機、仮に年間5000時間使われているとすると
15000×5000
合計で年間7千500万時間、
もし年に平均1回の事故が発生すると仮定すると、
75,000,000時間に一回の発生率

現在稼動している原子炉は約400基
事故は40年に3回とする。
一年は8760時間
8760×40×400÷3=46,720,000時間に一回の発生率

概算だと、およそ同じくらいの確率、
しかし原子炉の事故は影響が大きく、長期間にわたって大きな影響がある。
飛行機では確か死亡事故になることが多いが、巻き込まれる人は平均すると100人くらいのオーダー、原子炉は数万人から数十万人の健康や生活に大きな影響を与え、経済的にも大打撃。
そう考えると、同じ事故の発生率だとしても、一度の事故の影響が飛行機の何千倍にもなる。
廃棄物の処理もはっきり決まっていない状況で、原発を使い続けるというのはばかげていると思う。

発生率は、計算は、概算なのでかなり誤差はあると思いますが、桁的にはそれほど間違っていないと思います。

飛行機事故に遭う可能性は、飛行機に乗ったときだけ、年に2~3回海外に行く人でも、年間50時間程度20年で1000時間、事故に遭う可能性は、75,000分の1

20年間、原発の近くに住んでいて事故で被害に遭う可能性は、20年で175200時間だから、
46,720,000÷175200=267 
つまり267分の1
さらに、福島第一のように6基あれば、その分確率が高くなるから、44分の1
(福島の事故を4基で4回と数えると、発生確率は22分の1)

本当だとすると、原発の近くに住む気にはなれない。

どなたか、もう少し信頼できる数字で、計算してみませんか?

2011年7月3日日曜日

頑張れ消防団

3.11以降、防災のボランティアに興味を持った方が増えているそうで、休日に被災地までボランティアに行く方も多いそうです。
しかし、一時的のブームなのか、相変わらず消防団員はなかなか集まらないようだ。神奈川県海老名市でも消防団員が欠員の分団が多いそうだ。
現在は、サラリーマンの消防団員がほとんど、仕事の都合で出られない人も多いそうだが、そこは工夫しあっているので大丈夫。
いざ大震災などがお起これば、消防署だけでは間に合わない。今回の大震災でも、消防団員の活躍で命拾いした人もいらっしゃる。大切なボランティア活動です。

参加したい人はぜひ、地元の消防署に問い合わせてみてください。
特に、20代、30代の若い人を募集しています。


写真は、訓練の様子。
大会に参加するための訓練だが、これが、いざという時に役立つ。
日ごろからの訓練が、いざ大災害が起こったときに役立つというもの。
(写真は無断使用禁止)

2011年7月1日金曜日

新聞も輪番休業してもよいのでは?

テレビや新聞などは、何があっても休まないという決まりがあるのだろうか?放送は法令で勝手に電波を止められないのかもしれないが、新聞が毎週一日休みでも困らない。新聞は色々と評論を書いたりしているが、自らウイークデーに一日休むような事は出来ないのだろうか?

電力会社の電力に依存しない社会をめざそう

いよいよ電力制限がスタートした。
電力会社に依存しているので、計画停電になっても文句も言えない。同じ地域に複数の電力会社が存在しないので、別の会社に乗り換えますということもできない。
この状況を未来永劫に続けたくないと思う。


そこで、まずは使用電力の低減だ。
日本中にある照明、まだまだ白熱電球、ハロゲンライト、水銀灯などが残っている。今までは省エネだった蛍光灯もLEDに切り替えればさらに節約できる。日本中の照明を全てLEDに置き換えれば、原発何十基分も削減できるそうだ。原発を温存と廃棄物の保管をするための費用に税金を投入するよりも、LED照明に切り替える方がよほど費用が安く済むように思うが、まずは、自分たちの身の回りから始めたい。


それから、次は電力会社の電力ではなく、太陽光発電など、自分たちで作った電力の活用だ。
例えば、商店街や住宅地の街灯、おおくのところで会を作って運営しています。
電力会社の電気をつかっていますが、LEDの街灯が実用化されて
きましたので、太陽光発電+蓄電+LED照明で電力会社の電気を使わなくても済む街灯が可能になったと思います。これなら、規制は無いと思います。クリーンなイメージもあって良いでしょう。こういう活動が積もり積もって電力会社から電力利用をどんどん減らすことができる。
自分の家でも、太陽光発電したら、余った分を電力会社に売るのではなく、蓄電しても良いだろう。電力会社と接続すると、様々な法令規制によって、使える電力が制限されたりする。停電だと上手く使えないなど不便だ、電力会社と切り離し独立して蓄電して使うという方法もある。



まずは、電灯のLED化から、一つでも良いから実行しよう、ちりも積もれば山となり、小さな削減や電力の自家発電が進めば、「原発なんて必要なかったね。」という社会があっという間にやってくるというものだ。

原発反対とプラカードをもってデモするのも良いが、それよりも、自分が出来ることをどんどん進めてしまいませんか?

2011年6月12日日曜日

夏の電力不足に備えて、自分たちで出来ること

東北、関東での電力不足、ピーク電力が不足しています。
停電になれば、仕事が出来ず、廃業や収入減、雇用が失われる可能性もあります。
自分たちの雇用や生活を守るための一つの手段が、ピーク電力削減のために契約電力を下げようというアイデアです。
ぜひ検討してみてください。

2011年5月11日水曜日

日中の冷蔵庫の電力を削減する方法

日中の冷蔵庫の電力を削減する方法を思いつきました。

夜間、電力の使用が少ない時間帯になったら、例えば午後10時になったら、冷凍室に水を入れたペットボトルを入れます。

朝、氷になったものを取り出して冷蔵室に入れま
す。氷の潜熱は336kJ/kgです。2リットルの水を凍りにすると672kJ分蓄えたことになります。ワット時に直すと約187Wh、日中、冷蔵室で融けるので冷蔵室を電気を使わないで冷やす事ができます。実際は0℃の水が2~3℃に上昇する分も考えると、200Wh以上、日中の電力が削減できます。


昼間不在の世帯で一番電気を使うのは冷蔵庫、日中に融けるとすると、たった毎時20~30Wの節減かもしれませんが、昼間の電力を削減できます。多くの家庭で実行すれば、ちりも積もれば山となるでピーク電力の削減に貢献できます。
・・・というのを自動でやってくれる冷蔵庫があると良いですね。夜間電力で冷やして、日中は電力をほとんど使わない冷蔵庫、どこかのメーカーが作ってくれると良いですね。

2011年4月30日土曜日

夏季電力ピーク テレビは停波しても良いのでは?

夏季の電力ピーク、まだまだ節電が必要のようだ。
企業や家庭が努力する中、マスコミ、特にテレビ放送は例外のように考えているのだろうか?確かにニュースなどは必要だ、しかしラジオもあればインターネットもある。スポンサーも減っているようだから、この際、日中の13時から17時までの間、最低限のニュースなど残して電波を止めても良いのではないか?局側の節電だけではなく、なんとなく電源をいれたままにしている家庭などの電力削減も期待できるのではないだろうか?

2011年4月27日水曜日

2011年4月24日日曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 4月24日(木)

神奈川県海老名市内 
 4月24日(日)16:00
0.14μSv/h

注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。

神奈川県の情報は
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/
または
http://www.pref.kanagawa.jp/sys/bousai/portal/
にあります。

2011年4月17日日曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 4月17日(日曜日)

神奈川県海老名市内 
 4月17日(日)09:00
0.13μSv/h

注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。

神奈川県の情報は
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/
または
http://www.pref.kanagawa.jp/sys/bousai/portal/
にあります。

2011年4月16日土曜日

復興税に累進電力税をつくってはどうか?

東日本大震災からの復興のために復興税が検討されているようだが、早期復興のために一時的に税が増えるのはやもうえないだろう。しかし、直接的、間接的な被害や影響で業績の悪化している企業も多い。今後徐々に業績が悪化する企業も多い。今後、給料が下がったり、ボーナスカットになったり、解雇されてしまう人も増えることが予想される。このような状況で消費税のように広く浅く税をかけたり、一律に税をかけると経済に悪影響を与える影響も考えられる。
ここは経済的に余裕がある人に税をたくさん納めてほしいところだ。所得に税をかけるならば累進課税にしてほしい。
次のようのアイデアはどうだろう。
電力の契約に合わせて累進課税するのも節電と兼ねることができるだろう。一般家庭で4人家族ならば家電の省エネ化も進んでいる30A契約で十分生活が可能だ。企業は業種によって電力の使用量は大幅に違うが、一般家庭なら考慮するのは住んでいる人数くらいだろう。複数のエアコンを同時に稼動させるには30A契約では不足だが、複数の部屋でエアコンを使えるくらい生活に余裕があるのだから、多少多くの税金を支払っても問題ないだろう。契約容量(電流)の高いほど電気税を増やし復興税に使ってはどうだろう。40A、50A、60Aと契約容量が大きいほど高額な税をかけることで、より低い契約容量に切り替える人もでてくるだろう。そうすればピークの電力も低減できるし、さらなる省エネ化が進むはずだ。

2011年4月12日火曜日

エネルギー政策のロードマップ

原子力事故レベル7になってしまった。国土の狭い日本で今後原発を増やすことは難しいだろう。現在、多くの人たちが原子力発電所が無くなることを望んでいると思う。
しかし、原発反対と言っても全ての原子力発電所をすぐに止めることはできないだろう。東日本ではこの夏をどう乗り切るか悩んでいる状況だ。地震による直接の被害はなかったものの、多くの企業が電力不足の影響を受けている。収入ダウンや職を失う人も少なくはない。火力発電を増やすとすると、二酸化炭素の増加もあるが、石油や石炭に頼ったエネルギー政策は特定の地域から輸入しているため、供給停止のリスクが大きい。また、新興国の化石燃料使用量が増えているためコストが上昇する懸念もある。自然エネルギーの開発、活用も簡単ではない。コストも広大な場所も必要になる。

そこで、数値化したロードマップが必要だと思う。30年くらいの長い期間が必要かもしれないが、最終的にどうしたいかを明確にすべきだ。一つや省エネ、家庭や企業の省エネ化ロードマップを示す。もちろん、そのための技術のロードマップも必要だ。自然エネルギーの活用、これも、数値化することが必要だ。そこにかかるコストも明確にして、個人や企業がどのくらい負担しなければならないかも明確にする。原子力発電や火力発電の削減計画もはっきり示す。政府はロードマップつくりを加速する必要がある。

次の国政選挙では単純に原発の賛否の示すだけではなく、きちっと数字でエネルギー政策について、実現できるかできないかを示すべき。今まで原子力政策を推し進めてきた政党は今後どうするのか、反対してきた政党は原発無しでどういう社会を実現できるのか客観的な数字でしめしてほしい。

もちろん、我々一般市民も、理想論や感情論ではなく、客観的な情報に基づいて、これからの日本をどうするのか考え、判断してゆく必要があると思う。まずは、いろいろなケーススタディーをやってみようと思う。

2011年4月10日日曜日

太陽光発電で原発1基分をまかなうには

風力に引き続き、太陽電池パネルをどのくらい並べると、原発一基分をまかなえるか?
おおよそ計算してみよう。

原発1基の定格発電量はおおよそ90万キロワット
原発も定期点検など運転しない時間もあるので、60%稼動として、期待できる発電量は54万キロワット


太陽電池はどうだろう。
去年書いたが、一平方メートルあたり100W、これは日中に太陽の光が太陽電池パネルにほぼ垂直に入った場合。最大が100Wで、日が傾けば出力は落ちるし、夜になればまったく出力が無くなる。
もし、いつも晴れていて雲ひとつ無いとすれば、一日平均、1/4 25Wという計算になる。朝夕は大気による減衰もあるので、どんなに晴れしかない場所でも1/5 20W程度と考えられる。


さらに、曇ってしまうとほとんど出力は期待できない。
以前、3ヶ月くらい連続で実験してみたが、平均すると1/30程度、最大出力100Wのパネルで期待できる発電量は平均してしまうと、3~4W。日本で晴天の多い場所を選んで効率の良いパネルを使っても平均出力は1平方メートル当り5W程度が現状では限界で、汚れなどを考えると、4W程度と思われる。


太陽電池パネルを一平方キロメートルにすきま無く設置すると
1000×1000×4W=4000000W=4000kW


原子力一基が540000だから、
540000÷4000=135平方キロ


面積的には風力発電の設置面積計算と近い数字になった。


おおよその、規模感はわかると思う。自然エネルギー利用の発電の限界を感じる。

2011年4月9日土曜日

原発一基を風力発電に置き換えたら、何基必要か?

「風力発電などを自然エネルギーをたくさん使えば原発はやめられると聞くが、原発一基を風力発電に置き換えたら、何基必要なの?」と質問されたので計算してみた。

原発1基の定格発電量はおおよそ90万キロワット
風力は、例えばハマウイング1基は定格約2000キロワット
原発も定期点検など運転しない時間もあるので、60%稼動として、期待できる発電量は54万キロワット
風力も風が吹かなかったり、運転できない時間もあるので、30%運転したとして、600キロワット

540000÷600=900

つまり、原発一基を風力発電に置き換えたら、900基必要になる。
どのくらいの面積に設置できるだろうか?
30基×30列で900基
400メートル間隔に設置できたとして、周囲200メートルは安全のため敷地を空けたとする。
12km×12km、144平方キロメートルあれば原発1基分設置可能。
伊豆大島が約91平方キロメートルなので、伊豆大島の約1.6倍の面積。

福島第一原発6機分だと、864平方キロメートル、神奈川県の面積は約2416平方キロメートルなので、神奈川県の約36%の面積に風力発電所を設置すれば同じ量の発電ができる。
太陽光発電より面積効率は良さそうだが、一箇所に大量に設置すると、風が弱まれば全部弱くなって発電量が減ってしまう。大規模だと気象に与える影響もでてくるだろう。安全性やメンテナンス性などを考えると、太陽光のほうが良さそうにも感じる。
いずれにしても、自然エネルギー化は長い道のりになりそうだ。もちろん、省エネ化も加速する必要がある。

神奈川県 海老名 放射線測定結果 4月9日(土)

神奈川県海老名市内 
雨がふっているので測定してみました。 4月9日(土)11:45

0.14μSv/h


注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。
平常時でも、雨が降ると若干上昇する傾向があります。

神奈川県の情報は
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/
または
http://www.pref.kanagawa.jp/sys/bousai/portal/
にあります。

2011年4月5日火曜日

ローンの返済にボーナスは組み入れないほうが良い

世の中、どんなことが起こるかわからない。

今回の大震災の影響で、急速に業績が悪化している企業も多い。今まで何年も安定して、ボーナスが出ていた企業でも、「今回はボーナスが出せない」とか、「うちは廃業です」という会社も出てくるだろう。多くの人が、今まで、そんなことが起こるとは予想もしていなかっただろう。

住宅ローンの返済にボーナスを組み入れている人も多いはず。ボーナスが出ても減額されて、返済できずに困ってしまうということも現実にありえる。そこで、すでに節約モードに入っている人もいらっしゃる。

もしも、これからローンを組んで住宅を購入しようと考えているのだったら、ボーナスでの返済は出来るだけ減らしておいたほうが安心だと思う。

もちろん、返済終了まで何もない可能性も十分あるので、後で、「頑張ってもう少し高い物権でもよかった。」なんて後悔することもありえます。最終的には本人の判断だが、返済期間が長い場合は、「何が起こるかわからない」と考えて返済計画を立てておくべきだと、今回の大震災で感じました。

2011年4月2日土曜日

信頼性の高い情報で確認しよう

メールやネット上に、放射線の濃度が少し高いだけで、将来ガンになるというような情報が書き込まれたり、メールで流れたりしているようです。
それも、たまに、社会的に地位があるような人がブログなどに書き込んだりするものだから、一般の人が不安になってしまうのでしょう。
出所のわからない情報、根拠のはっきりしない断定的な情報、情報の出た日付のわからない情報などは信用せず。信頼性の高い国際機関などの情報を活用したり、複数の報道で確認したりしましょう。

例えば、放射線と健康に関する信頼性の高い情報はWHOなどにある。

今回の災害に関する情報は、日本語に翻訳されているようです。

英語版は


また、責任の所在がはっきりしない。報道機関を騙った偽ウエブサイトなど悪質なものもあるようですので注意が必要です。


という、このブログも信頼性は高くは無いですね。写真もあまり証拠にならないようですが、放射線は写真の計測器で測定しています。

2011/04/02 16:45
 0.12uSv/h

非常時の人材活用

多くの企業が大震災の影響で経営の危機になっている。通常時とは違ったマネジメント、通常では考えないようなアイデアが必要だったり、それを短期間で遂行する必要があるなど、平常時に活躍している人材が必ずしも非常時に活躍できるとは限らない。組織の中には非常時に活躍する人材がいるはずだ。そういう人を活用することが企業活動にとって重要なはずだ。
非常時に活躍する人材は、事が起こってから探すのではなく、平常時に決めておくことも重要だと思う。前にも書いているが、様々な人材の多い、多様性を尊重してきたような企業は必ずしも効率が良くないが、非常時には対応できているはずだ。画一的な人事制度で同じような人材を採用、登用してきたような企業は、今回の危機で急速に業績が悪化し、廃業するなど出てくる可能性がある。今からでも間に合うかもしれない、非常時に活躍しそうな、ユニークな人材を活用して、多くの企業が経営の危機から脱して、日本の経済が一日でも早く平常に戻ってほしい。

自粛じゃなくて、収入の心配でお金が使えない

大震災で花見などが自粛とも聞くが、本音は、ボーナス無しを心配して節約しているサラリーマンは、少しでも出費が減れば助かるのが本音だ。

大震災と津波での直接の被害、原発避難、計画停電などで生産が出来ない工場が多く、部品入手が出来ない傾向が続いている。東日本だけではなく、生産停止になっている工場は日本全国、海外にまで広がっている。今後、在庫がなくなれば生産停止というメーカーはかなりあると思われる。

多くの企業で減収減益は避けられないし、キャッシュが不足する企業が増えてくる。今後その影響がじわじわ出てくるだろう。そうなると、非正規雇用の解雇や、ボーナス削減、正社員の解雇が懸念される。
住宅ローン返済にボーナス返済を組み込んでいる場合、ボーナスカットで返済が出来ないかもしれないという不安も広がっている。「無駄な消費は減らそう、食費も削ろう、レジャーなどに出かける余裕も無い。」という気持ちになるのは、当然だ。それが、さらに景気後退を加速してしまう。

4月~5月は、しばらくの間は停電は避けられる可能性があるが、夏場に電力が増えれば、また操業できない企業が増えてしまう。そういう心配が続く限り、節約傾向が続いてしまう。

従業員の雇用やボーナスをあるていど保障するなど、安心して消費にお金がまわるようにする必要がある。ここは企業の経営層、特に大企業は、経営層の手腕が問われる。「従業員にボーナスを出すから安心しろ」と社長や株主が約束しなければ、さいふの紐は固いままだ。景気回復は遅れてしまう。
経済界が頑張って、サラリーマンを安心させないことには、消費は増えない。

2011年4月1日金曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月31日(木)

簡易測定器での測定結果


海老名市内 
3月31日(木)23時

地上から約1m、歩いて測定結果0.11~0.13μSv/h前後


横浜駅東口周辺も同程度でした。


ほぼ平常の値になりましたので、明日からブログへの記載はお休みします。
また、天候で風向きが変わって、値が上昇した場合などは、また再開します。


注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。



神奈川県の情報は
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/
または
http://www.pref.kanagawa.jp/sys/bousai/portal/
にあります。

2011年3月30日水曜日

どうする世界のエネルギー

大震災の津波による福島第一原子力発電所の事故、今後日本で原子力発電所を増やすのは地元の反対で難しくなるだろう。一方で二酸化炭素削減が求められているし、新興国や途上国のエネルギー消費量が増加しているので化石燃料は不足ぎみ、価格も高騰するだろう。火力発電の電気代も高騰する。電気自動車も原子力発電ありきで考えれてきた。化石燃料ではガソリンエンジンを使うのとあまりかわならくなってしまう。
エアコンのある生活に慣れてきた我々、新興国や途上国も同様だ。不便な生活にもどるのは、ほとんどの人が嫌がるだろう。原子力の安全性を高めるという選択もあるだろう。ただ、そのためのコストがアップが大きければ、途上国などは受け入れられない。
今回の大震災は人類にとって、エネルギーをどうするか真剣に考えるきっかけになったような気がする。少ない自然エネルギーで今以上に快適な生活が出来るようなビジョンをかかげ、それに向けた技術開発を進めることだ。その先頭に立つのは、地震から復興した日本の役目だ。今回の大震災で、海外からは、「最も新しい途上国日本」とも言われている。日本の技術者で世界のエネルギー問題を解決しようじゃないか!

電力不足対策・・・ 大型店舗の輪番休業実施せよ

首都圏の電力、少しあたたかくなって、計画停電が中止になった。さっそく電力の必要な夕刻から看板を点灯しているコンビニなどをがもうある。
この夏、また電力不足に陥る。経団連も二週間たってようやく加盟各社が25%削減の案を出してきたが、一日一回の停電でも、操業ができずに困る企業が多く。景気に悪影響を与えてしまう。困るのは、結局、各企業、その投資家、そしてそこに勤める従業員。みんなで譲り合って、何とか停電を回避したい。一般家庭での節電はもちろん必要だが、企業の努力と譲り合いも必要だ。
20年くらい前までは、大型店舗は規制などで、毎週水曜日は休みなんてやっていた。今はほとんど365日オープンしている大型店舗も多い。開店時間の節電も必要だが、限度がある。そこで、業界で話し合って、輪番休業を取り入れたらどうだろう。家電量販店など土日がメインだろうから、ウイークデーに毎週一日休んでも問題ないはず。5日のうち1日休めば、業界で20%近く電力を減らせるはずだ。
計画停電で毎日影響を受けるよりも営業もしやすいはずだ。ぜひ、考えてほしい。

コンビニも乱立状態の場所がある。冷蔵庫などがあるので節電効果は小さいかもしれないが、週に1日か2日休むとか、電気の消費が多い時間帯に休み時間を設けるとか業界で話し合って決めるべきだろう。セブンイレブンもローソンも夜間は電力の余裕があるから看板に灯を入れている様だが、近所の人はどこにお店があるか知っている。看板に灯を入れる必要はあまり無いと思う。こんな状況のときに競争するよりも、業界で協力しあい、経済を早く復興させるほうが、結果的には特になるはず。

地元のボランティアにも注目しよう

大震災で被災地に行ってボランティアをやりたいという人が多い。そういう気持ちは大切だと思うが、むやみに被災地にボランティアに向かったり、現地に問い合わせたりするのは迷惑になるので、注意が必要だ。
さて、ボランティアと言えばボランティア不足で困っているところも多い。例えば、ほとんどの市町村で、消防団員が不足している。消防団員の高齢化も問題になっている。大災害が起こったときだけボランティアだけではなく、ぜひ、地元のボランティアに積極的に参加してほしいものだ。神奈川県などの都市部では比較的若い人口も多いのだが、消防団員が集まらず、休止状態の消防団もある。今回の地震では神奈川県は被害が少なかったが、もし、同時に複数の火災が発生した場合など、消防署だけでは足りず。消防団も不足で延焼を防げないなんてことも考えられる。
非常時にボランティアをやるにしても、消防団などで訓練を積んでおくことも重要だ。今回、被災地でボランティアをやりたいという気持ちをもたれ方は、ぜひ、地元のボランティアにも積極的に参加してほしい。消防団以外にもいろいろあるし、PTAなどで防災マニュアルつくりなどをやっても良いだろう。

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月30日(水)

簡易測定器での測定結果


海老名市内 
3月30日(水)21時
ベランダで測定結果 0.11~0.12μSv/h
地上から約1m、歩いて測定結果0.16μSv/h前後


横浜駅東口周辺
3月29日(火) 朝 
3月30日(水)20時日産グローバル本社入り口付近0.11μSv/h前後


前日とほとんど変わりありません。


注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。

2011年3月29日火曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月29日(火)

簡易測定器での測定結果

海老名市内 
3月29日(火)朝、夜ともに
地上から約1m、歩いて測定結果0.14~0.17μSv/h


横浜駅東口周辺
3月29日(火) 朝 
東口駅前歩道橋上 0.17μSv/h
日産グローバル本社入り口付近0.13μSv/h


本日も、ほぼ平常に近い値で、大きく変化はありませんでした。

注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。

2011年3月28日月曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月28日(月)

簡易測定器での測定結果

海老名市内 
3月28日(月) 23時30分: 0.15μSv/h
上記はベランダでの測定値です。
地上から1m程度の高さで歩いて測定でも0.15μSv/hと先週金曜日(0.20前後)より下がりました。


横浜駅東口周辺
3月28日(月) 朝、夜ともに 0.13μSv/h程度


いずれも、ほぼ平常に近い値です。
注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。

2011年3月27日日曜日

超省エネ技術で世界をリードしよう

計画停電の影響で操業ができない企業も多く、日本の経済に大きな影響を与え始めた。停電は生活にも大きな影響を与える。今までいかに電力に依存してきたかがわかる。30年前から日本の人口は増えていないのに、必要な電力は倍になっている。省エネは進んできているはずなのに、電力は増え続けている。これから日本で原子力発電所を増やすのは難しいだろう。住民の反対で建設できる場所は無い。火力発電所も燃料の値上がり、燃料不足で簡単ではない。日本は超省エネ社会を目指すしかない。

ちょっと考えただけでも、いろいろな所に無駄があり改善できる。ほとんどのオフィスビルが日中でもブランインドを閉めて室内照明が必要になっている。屋外の明るさを室内に取り入れられる光を通すダクト、光ケーブルで日光を取り込める仕組みなど、工夫すれば省エネビルが出来る。外の気候が良いときでも、窓をあけられないオフィスが多い。外の風をうまく取り入れられるビルなど工夫すればエアコンが必要な時間も減らせるだろう。

ネットワークの利用も電力の使用が増える原因になっていると思われる。サーバーなど省エネタイプにすることはもちろん、停電に備えて、太陽光発電でまかなえるサーバーを企業に設置するなど考えるべきだろう。携帯電話の基地局も自然エネルギーにすれば、省エネと災害対策が両立できるはず。30年前の1980年と現在で生活が良くなったとは思えない。ただ、無駄が増えただけかもしれない。うまく考えれば、便利で快適で超省エネが実現できるはずだ。

日本は、今回の災害で一時的には経済が後退するかもしれないが、原子力にブレーキがかかり、エネルギーの問題は地球的な規模の問題になるはずだ。そのときに、超省エネ技術で日本の知恵と工夫が世界をリードできるようになると思う。

技術者のみなさん、超省エネ技術で世界をリードしよう。

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月27日(日)

簡易測定器での測定結果

海老名市内 
3月27日(日) 9時00分: 0.13μSv/h
3月27日(日) 17時30分: 0.13μSv/h

上記はベランダでの測定値です。

注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。

2011年3月26日土曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月26日(土)

簡易測定器での測定結果

海老名市内 
3月26日(土) 9時00分: 0.14〜0.16μSv/h
3月26日(土) 16時00分: 0.12~0.14μSv/h

上記はベランダでの測定値です。

注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です

2011年3月25日金曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月25日(金)

海老名市内

昨日から大きな変化はありません。
3月25日 20時:近所を歩いて測定しましたが、0.17~0.23μSv/hでした。

注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です


神奈川県の情報は
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/
または
http://www.pref.kanagawa.jp/sys/bousai/portal/
にあります。

2011年3月24日木曜日

鉄道の節電方法?

首都圏では電力不足で鉄道の本数が減ったり、運転されていなかったり、不便な状態が続いています。車も電車も加速時に大きなエネルギーを使います。ゆっくり加速することで燃費が良くなるように、電車も加速をゆっくりにすれば、かなりの電力が節減できるはずです。すでに実行されているかもしれませんが、運転間隔を変えなくても駅間のダイヤを10~20%長くしてやれば、かなりの電力が節約できるはず。一時間かかるところ10分長くなるが、停電よりましだと思う。すでに考えていらっしゃるとは思います。
エレベーターも同様、高層ビルのエレベーターの加速も低減させれば電力が節約できるはず。もっと工夫すれば、まだまだ節電できるはず。
一日に一回でも停電すると仕事にならない企業が多い。立ち上げに時間がかかり、ほとんど操業できない企業もあるという。これでは日本の経済が停滞して、結局、つけは我々に戻ってくる。知恵と工夫でさらなる節電を進めよう。

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月24日(木)

簡易測定器での測定結果

海老名市内 
3月24日(木) 7時00分: 0.17μSv/h (0.15~0.19を表示)
3月24日(木) 22時15分: 0.14μSv/h
上記はベランダでの測定値です。
本日も、歩道を歩きながら地面から約1mの高さで測定すると朝、夕ともに

0.20μSv/h程度ありました。


横浜駅東口歩道橋上
3月24日(木) 8時50分: 0.18μSv/h 
3月24日(木) 20時45分: 0.12μSv/h 

注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です

2011年3月23日水曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月23日(水)

簡易測定器での測定結果

海老名市内 
3月23日(水) 7時00分: 0.14〜0.16μSv/h
3月23日(水) 21時45分: 0.14μSv/h
上記はベランダでの測定値です。
歩道を歩きながら地面から約1mの高さで測定すると0.20μSv/h程度ありました。
(雨で放射性物質が地面に落下したのかもしれません?)

注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です

2011年3月22日火曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月22日(火)

簡易測定器での測定結果

海老名市内 
3月22日(火) 6時15分: 0.16μSv/h前後
3月22日(火) 21時: 0.20μSv/h
3月22日(火) 23時15分: 0.13μSv/h

横浜駅周辺
3月22日(火) 20時: 0.16μSv/h


注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です

2011年3月21日月曜日

神奈川県 海老名 放射線測定結果 3月21日(月)

海老名市内 簡易測定器での測定結果

3月21日(月) 8時30分: 0.15μSv/h

3月21日(月) 9時30分: 0.12μSv/h

3月21日(月) 11時30分: 0.12μSv/h

3月21日(月) 19時00分: 0.14μSv/h


注意:簡易測定器( RADEX RD1503 )での測定ですので、参考としてください。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13μSv/h程度です。



2011年3月18日金曜日

復興のために節電を

今回の地震で直接被害を受けていない工場でも、計画停電で十分操業ができない状況です。
その中には、生活必需品もありますが、被害を受けた工場を修復するための部品はもちろん、日本の多くの工業製品に使っている部品や原材料などが生産できない状況になっています。

工場やそれをサポートする様々なシステムを稼動させるためには、準備や停止するために時間がかかります。例え2~3時間の停電でも、前後に何時間もかかる場合があり、生産が半分以下、ひどい場合は何もできないという状況に陥ってしまいます。これでは、復興に時間がかかり、日本の経済の回復も大幅に遅れてしまいます。企業の多くが、解雇が必要になったり、ボーナスが出せないという状況に陥るでしょう。
一週間のうちに5日連続通電、2日停電の方が、毎日2~3時間停電より工場などにとっては都合が良いのですが、生活を考えると、なかなか、そういう停電の方法はとれません。工場と家庭を別々の送電にすることは簡単にできないようです。

やはり、全体で3割くらい節電できれば計画停電をしなくても済む可能性もあります。家庭の電灯をLED化するのはもちろん、1/3の電球をはずして点灯できる数を減らすとか、エアコンが二台ある家庭は一台のコンセントを抜いたりブレーカーを切って、その部屋を使わないとか、早寝早起きするとか、トイレの便座ヒーターを止める、30%の節電を目指してみる。

企業も、蛍光灯の本数を半分に減らすなど、照明を50%減らす。看板の照明をすべて消す。残業を減らす。企業の休日を輪番制としたり、時差操業をする。競合企業とも協力して部品や部材の入手、輸送などを考えて電力の使用効率をアップする。

などなど、アイデアを出して、できるところから、どんどん実施してほしい。まずは、自分の家で出来ることから実行しよう。

神奈川県 横浜 海老名 放射線測定結果

3月18日、朝と夜、横浜駅東口、海老名市で簡易測定器を使って放射線量を測定してみました。
横浜0.11~0.12μSv、 海老名0.12~0.16μSvを表示しました。
測定時間は各5分間程度です。

この値は以前同じ測定器で測定した、通常の値とほぼ同じです。

簡易測定器での測定なので、あくまでも参考値です。

----------------------
3月19日、午前8時 海老名
0.10~0.12μSv

----------------------
3月19日、午後12時30分 海老名
0.14μSv

----------------------
3月20日、午後20時 海老名
0.12μSv前後

最新情報は

ブログ アーカイブで最新の日付を見てください。

海老名となっていますが、横浜駅周辺で測定した情報も時々記載しています。

2011年3月16日水曜日

大災害にはアマチュア無線必要

20年くらい前までは、手軽な無線通信としてアマチュア無線が流行った時期もあった。しかし、最近は携帯電話の普及で、アマチュア無線をやっているのは、本当に無線を趣味にしている人たちで、アマチュア無線人口は減少してしまった。

避難所では有線電話はもちろん、携帯電話も使うことが出来ずに、通信手段が無く、困っているそうだ。被災地のアマチュア無線家は足で回っては通信しているそうだが、孤立したり遠方の避難所などは通信手段が無いという状況が続いている。

アマチュア無線の従事者免許を持っている方は、まだまだ多くいらっしゃるはず。一台や二台の無線機やアンテナを使えるようにして無線局の免許を受けておいてはいかがだろう?また、学校や集会所などにクラブ局を作っておき、発電機やバッテリーなどを準備しておくといざという時に役立つはず。昔ハムをやっていて、定年になった方々などが地域にいらっしゃるはずです。そういう方は、クラブ局や学校での指導などをやってみてはいかがだろう。

また、政府も法令を変更し、運転免許があれば誰の車でも運転できるように、従事者免許があれば、誰の無線機でも運用できるようにすべきだろう。そうなれば、自治体は無線機を備蓄しておき、いざというときに免許のある人に運用をお願いできるはず。

アマチュア無線は様々な周波数を利用できるようになっている。それぞれの周波数には特徴があるので、近距離から長距離までリレーして情報を伝達できる。

今回の大地震で学ぶことがたくさんあるはずだ、ぜひ、法令も柔軟に考えてほしいし、我々も便利さに慣れていてしまうことが無く、いざというときの事を考えておく必要があると思う。

低緯度でのオーロラ

日本で大地震が起きた、ほぼ同じ時期に合衆国のミネソタなど低緯度地域でオーロラが観測された。
偶然かもしれないが、とても気持ちが悪い。

太陽で大規模なフレアが起こって地球磁気圏への影響はとても大きくなり、低緯度でオーロラが観測されたそうです。コロナ質量放出 ( CME = Coronal Mass Ejection ) といって、太陽のコロナから大量の物質が一気に放出される現象で、地球にやってくると様々な現象を引き起こすそうだ。

地球磁気の変化と地震は関係なさそうだが、もっと太陽の事を勉強してみたい。

電力削減の点検せよ

都内は停電が無いので、不便は無いのだろうが、周辺では電車が止まったり、店舗の営業時間が短時間だったり、仕事がほとんど出来ない企業が多かったりする。どうにか工夫して、みんなで20~30%節約すれば、停電することがなく、不便な生活が改善するだろう。このままでは、まともな企業活動が出来ない企業が多く、経済が悪化する一方だ。

テレビなどを見ていると、都内の証券取引所関係だとおもう。オフィスの蛍光灯がガンガン点灯しているではないか。たぶん服装から判断すると暖房も十分入っているのだろう。PCの画面を見ているだけなら、蛍光灯も半分以下で十分なはず。暖房を止めても、厚着をすれば我慢できるレベルだろう。
都内に地下鉄や電車、日中は多少混雑しても本数を減らして、そのぶん停電を減らして欲しい。

たった20~30%だ、まずは自社の電力削減を総点検し、多少不便でも30%くらいまで削減に取り組むことで何とかなるだろう。
照明の半減、看板などの点灯中止、暖房の停止など、すぐに実行してほしい。

神奈川県海老名市内の放射線量

3月16日午前8時現在、海老名市内の放射線量は
毎時0.57マイクロシーベルト前後です。
3月16日AM8時



簡易測定器(写真)ですので、あくまでも参考値です。
以前測定した、平常の値は、この測定器では0.09~0.13程度です。

毎時0.5マイクロシーベルトは通常の4~5倍程度で、航空機で一万メートル上空の10分の1程度です。

3月16日12時現在、毎時0.20マイクロシーベルト前後です。

3月16日15時15分、毎時0.16マイクロシーベルト前後、ほぼ平常に近い値。

3月16日 20時現在、毎時0.17マイクロシーベルト前後 

3月17日 6時現在、毎時0.16~0.2マイクロシーベルト

3月17日19時現在 0.13~0.17μSv(マイクロシーベルト/時)

3月18日 朝7時現在、0.14μSv前後

3月16日12時現在
3月16日15時15分現在

2011年3月13日日曜日

電力不足、企業トップは輪番休業くらい考えよ!

大地震の影響で発電量が足りなくなり、明日14日から輪番停電がスタートするそうだ。
経済団体のトップはこの二日間何をやっていたのだろう。
首都圏の企業が輪番休業すれば、電力を節約可能だ。電力供給が可能になるまで、週休3日など導入すればよい。大型店舗も平日2日間くらい休業すればよい。
企業のトップも投資家も、今年の利益はあきらめて、復興に協力すべきだ。

2011年3月1日火曜日

次世代ETC

ETCだが、かなり普及したが、疑問がいくつかある。

まず、ゲートになぜバーが必要なのか?簡単に折れる構造で突破しようとすれば突破できてしまう。かなりの数のバーが折れて交換されていると聞く、それなら信号でもつけてバーなどなくせば良い。信号だけなら故障も少ないだろう。バーの会社を儲けさせるために付けたのだろうか?そもそも、車内に料金徴収の音声や表示がされれば問題ない。

シンガポールのようにゲートもやめてしまったらどうだろう。走行中に何箇所もセンサーが設置されていて通過するだけで把握できればゲートは不要のはず。もちろん無賃走行すれば、写真にばっちり写されて罰金が課されれば、不正行為はそれほど多くないだろう。ゲートという設備が不要になればかなりの節約になるはず。シンガポールに出来て日本に出来ないはずがない。ブレーキをかけて徐行しなくてすめば、二酸化炭素の排出量も減らせるはずだ。

ETCの装置だが、新車には標準装備、メーカーで車体番号にあわせて付けてあれば、あとから取り付けたり設定する必要が無い。輸入車は何らかの措置が必要かもしれないが、国産車や大量輸入している車種なら簡単に可能なはず。ユーザーはカードを挿入するだけで済む。そうすれば普及率も格段に伸びるはずだし、ナンバープレートの代わりに電波で固体識別が可能になる。

と、次世代のETCは色々考えれば、色々便利になるはず。既得権者の意見など聞くと半端なものが出来てしまうだろう、日本の将来のためには既得権を考えずにシステムを導入しなければならないはずだ。

まずは、もっと身近なところからの改善も考えられる。
たとえば東名高速、東京料金所、下り線にゲートはいらないはず。
ETCは出口で入り口でチェックされない車は東京料金所と把握できる。ETCなしだったら、カードなしは東京料金所から入ったと把握できる。

2011年2月26日土曜日

地震に弱い建物の見分け方 (海外で長期滞在する場合)

NZでの地震、日本人も被害にあってしまった。海外で地震の被害に遭わないように注意するにはどうしたらようだろうか?
特に長期に滞在する場合、リスクは減らしたいものだ。しかし、壊れやすい建物かどうか素人ではわからない。
企業などがオフィスを構える場合は、専門家に良く見てもらうべきだろう。しかし、ホテルに長期滞在する場合などは、どうしたらようだろうか?専門家というわけにはいかない。
簡単な方法としてAMラジオを使う方法がある。鉄筋が多く使われている場合は、AM放送が、ラジオの内蔵バーアンテナでは建物の中では良く受信できない。鉄筋の建物だと思っても、ベットでゴロゴロしながらAMラジオがどの周波数も良く受信できるとしたら、レンガを積んだだけの建物かもしれない。震度5弱でも崩れるかもしれない。大きなホテルでも海外では実際そういうホテルに何度か宿泊したことがある。長期滞在するなら避けたいホテルだ。もちろん送信所が近いなどもありうるので、あくまでも目安だ。
長期に海外に滞在するなら、ラジオはいざという時のためにも持っておこう。出来れば、NHKの国際放送が入る短波ラジオがあると良い。

英語のできる人

英語のできる人をうらやましいと思うことがありますが、中には天才的な人もいらっしゃるかもしれませんが、二つのタイプがいらっしゃいます。努力するタイプと、気軽にやっているタイプ。

英語ができる、ほとんどの人は努力しています。
たとえば企業の留学制度を利用しようとか、社内で海外との仕事を任せてもらい、将来出世したいなんて人は、かなりの時間勉強しています。できるのではなく、頑張ってできるようになったのだということです。通勤時間も、昼休みも、人目も気にせず勉強している人です。確かに英語ができます。
ただし、英語だけできても仕事になりませんから、仕事も頑張りつつ、夜中まで勉強している努力家が世の中には大勢いらっしゃいます。(私には、まねできません。)

まあ、普通は、そこまでやりたくないですね。どちらかというと楽しむために、勉強している人も多いです。学校の勉強じゃないし、受験勉強でもないので、気楽にやっているタイプの人です。こちらも、何しろ楽しいから脳みそも活性化して、自然と言葉として吸収するのでしょう。

私の場合は、英語を仕事でバリバリ使って出世したいなんて考えていませんし、どちらかというと、世界中を相手に楽しむためです。ということで、気楽にやろうとしています。楽しくてたまらないというほどではありませんが、最近はストレス感じなくなりました。
学校で英語はストレスでしたが、あれは何だったんだろう?と今になると思います。

2011年2月9日水曜日

国際空港のインターネットサービスその2

成田空港の第一ターミナル国際線出発ロビーに5か所無料WiFiがありました。Googleが提供しているそうです。
残念な事に電波を非常に弱く設定してあるため台の上にPCを置かないとアクセスできませんでした。5mくらいは離れても使えるようにしてほしいが、有料のサービスに遠慮しているのかもしれません。

この台に近づかないと利用できない。
航空会社もラウンジだけではなく、マイレージ会員が無料で使えるサービスを世界中に展開してはいかがだろうか?


2011年2月1日火曜日

20000時間の勉強?

ある本の前書きを読んだら、「10年以上で20000時間勉強した」という。「その道で他人より飛び出るには10000時間と言われているが、20000時間もやった」というわけだ。
10年以上というので、例えば12年と仮定しよう。そうすると、年間、約1700時間、365日全て費やすことは、出来ないだろうから、300に日として毎日5~6時間は勉強しなければならない。
仕事と勉強を兼ねているような仕事があれば別だが、例えば通常の業務をしながら英語の勉強をしたいと思ったら、残業をまったくしなくても、家の事をやったり、睡眠時間もとったりするので、3時間とるのも大変だ。残業の多い仕事をやっている人が勉強はできない。たぶん、その本を書いた人は仕事と勉強を兼ねることが出来たのだろう。例えば翻訳などは勉強と兼ねられる。
しかし、普通の仕事は、繰り返しできること、似たような事、マニュアル通りやれば良いことなどが多い、会議や資料作りなども新たに勉強するような事はそれほど多くない。
さて、普通の人はどうしたら良いのだろう?一つは集中力でカバーすること、細切れ時間を活用すること、5分でも良いから365日使う事などで必要なのだろう。毎日2時間ひねり出せば、年間700時間は確保できる。10年で7000時間だ。
まあ、他人より飛び出る必要が無いなら毎日2時間5年もやればかなり実用になると思う。同じ事で飽きちゃう人だったら、色々な事をやれば良い。一つの事で秀でる必要は無いかもしれない。
それから、勉強は机上だけでなく、経験が重要で。机上で何百時間もかかることが経験では短時間で済むこともある。同じ勉強をするにしても、直ぐに使ってみるということが重要だと思う。

社長賞って、そんなにうれしいの?

大きな企業では、社長賞を設けている企業も多いと思う。企業内という小さな世界の中の賞でも、賞をもらうのは、確かにうれしいのが素直な気持ちだ。しかし、「賞をもらいたいから仕事をする」というのはどうだろう?ともすると賞狙いの資料を作るのが上手いかどうか重要になったりしてしまう。
上昇志向VS変革志向でも書きましたが、企業が変革を続けるためには、社内で評価されたいという人材よりも、変革を続けたいという人材を活用すべきだろう。変革志向の人は、社長賞をもらえばうれしいだろうけど、社長賞を目指した仕事などしないはずだ。みんながよろこぶ、びっくりする、世の中が変わる仕事をしようとする。
上昇志向の人は内向きに仕事をする。上司や役員、社長に良い所を見せようとする。・・・そこで、提案だ。社長賞も変革志向だともらえるようにすれば、上昇志向のヒラメさんたちも変革しようと動くはず。少なくとも、変革志向の足をひっぱらなくなるのではないか?

科学技術に疎い政治家

首相の「そういうことには疎い」発言が問題になっているが、今まで何人かの政治家と話をする機会があったが、みな科学技術に疎い傾向がある。科学技術については一部の役人や学者の言う事を信じてしまう可能性がある。技術立国を続ける以上は、科学技術の発展に貢献するような政策も必要なはずだが、それこそ「技術に疎い」技術を見抜く力が無い政治家ばかりでは、技術に関する好ましい政策が行われるか心配である。一部の利益に有利な専門家が誤った方向に導いてしまうかもしれない。技術立国日本の将来が心配である。
技術も高度で複雑化してきているため、うっかりするとだまされてしまう可能性もある。技術系出身だとしても何年も技術から離れて忙しい政治家本人が科学技術について詳しくなることは、難しいかと思う。技術系の秘書が必要かもしれない。議員の数を減らして、国費で技術系の秘書を雇えるような仕組みが必要かもしれない。(科学技術について幅広い知識と経験がある人材は、民間企業に多いので、採用できるか?という問題もあるかもしれませんね。)