2011年7月5日火曜日

飛行機と原子炉の重大事故発生率

主要な旅客機と原子炉、重大事故の発生率はどのくらいだろうかと、考えてみた。
旅客機だと墜落など多くの人が死亡するような事故、
原子炉はスリーマイル、チェルノブイリ、福島の三回の大事故
(福島を4基で4回と数えると、倍の6回の事故になります)

どちらも概算で、おおよその値、

世界の主要な運行されている主要な旅客機は約15000機、仮に年間5000時間使われているとすると
15000×5000
合計で年間7千500万時間、
もし年に平均1回の事故が発生すると仮定すると、
75,000,000時間に一回の発生率

現在稼動している原子炉は約400基
事故は40年に3回とする。
一年は8760時間
8760×40×400÷3=46,720,000時間に一回の発生率

概算だと、およそ同じくらいの確率、
しかし原子炉の事故は影響が大きく、長期間にわたって大きな影響がある。
飛行機では確か死亡事故になることが多いが、巻き込まれる人は平均すると100人くらいのオーダー、原子炉は数万人から数十万人の健康や生活に大きな影響を与え、経済的にも大打撃。
そう考えると、同じ事故の発生率だとしても、一度の事故の影響が飛行機の何千倍にもなる。
廃棄物の処理もはっきり決まっていない状況で、原発を使い続けるというのはばかげていると思う。

発生率は、計算は、概算なのでかなり誤差はあると思いますが、桁的にはそれほど間違っていないと思います。

飛行機事故に遭う可能性は、飛行機に乗ったときだけ、年に2~3回海外に行く人でも、年間50時間程度20年で1000時間、事故に遭う可能性は、75,000分の1

20年間、原発の近くに住んでいて事故で被害に遭う可能性は、20年で175200時間だから、
46,720,000÷175200=267 
つまり267分の1
さらに、福島第一のように6基あれば、その分確率が高くなるから、44分の1
(福島の事故を4基で4回と数えると、発生確率は22分の1)

本当だとすると、原発の近くに住む気にはなれない。

どなたか、もう少し信頼できる数字で、計算してみませんか?

0 件のコメント:

コメントを投稿