2011年7月30日土曜日

マイクロ太陽光発電のすすめ 2 太陽電池の選び方

マイクロ太陽光発電のすすめ2回目です。まず、どのようなシステムにするのか考える必要があります。
何に、どのくらいの電力を使うのか?例えばテレビだとすると、100Wで4時間見ることを目標にすると、400Wh/日の発電量とかなり大きくなる。照明でLED電球3~4個程度なら30W×6時間で180Wh/日の発電量が必要になる。LED、それも直流で点灯させるだけなら10W×6時間で60Wh
インターネットのルーターなどに使う場合は通電時間が長い、24時間通電だと5Wでも120Whになってしまう。さて、パネルの容量だが、どのくらいあれば電力が足りるか、一日に使う電力と同じ値から倍の値くらいなら、一日に100Wh必要なら100W~200W分のパネルを選ぶ。パネルの出力はWだから100Wなら直射日光の下で100W出力だから一時間で100Wh分になります。
どこに設置できるか、なるべく一日中日差しがあたる場所、ベランダなどは風も強いし、重量も限度がある。外に出っ張ることは出来ないなど、制限も多い。また、季節による日差しの変化も重要で、夏場には問題が無いが冬場はダメな場合、ベランダなどひさしにさえぎられて冬場は日差しが良いが夏場は日が当たらないなど注意が必要です。庭などに設置する場合は樹木の葉が伸びて日陰になるなども考えられます。太陽電池はパネルの一部でも陰になると、そこが抵抗になって発電量が減ってしまいます。

太陽電池パネルは通信販売で販売されています。サイズや出力は色々とあります。ここで、重要なのが出力電圧、蓄電池を12Vで使うなら出力電圧17Vタイプで充電できますが、24Vに充電使用と思っても通常のコントローラーでは充電できません。17Vタイプを直列にすれば24Vでも使うことができます。マイクロ発電なので12Vで設置するのが良いでしょう。

パネルですが、一枚で出力が大きなものもありますが、複数のパネルを並列に使う方法もありますので、設置場所にあわせてサイズと出力を考えて選べばよいでしょう。

通信販売会社によっては、詳しい説明が掲載されたりしていますので、参考にしてみてください。

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