2011年3月16日水曜日

大災害にはアマチュア無線必要

20年くらい前までは、手軽な無線通信としてアマチュア無線が流行った時期もあった。しかし、最近は携帯電話の普及で、アマチュア無線をやっているのは、本当に無線を趣味にしている人たちで、アマチュア無線人口は減少してしまった。

避難所では有線電話はもちろん、携帯電話も使うことが出来ずに、通信手段が無く、困っているそうだ。被災地のアマチュア無線家は足で回っては通信しているそうだが、孤立したり遠方の避難所などは通信手段が無いという状況が続いている。

アマチュア無線の従事者免許を持っている方は、まだまだ多くいらっしゃるはず。一台や二台の無線機やアンテナを使えるようにして無線局の免許を受けておいてはいかがだろう?また、学校や集会所などにクラブ局を作っておき、発電機やバッテリーなどを準備しておくといざという時に役立つはず。昔ハムをやっていて、定年になった方々などが地域にいらっしゃるはずです。そういう方は、クラブ局や学校での指導などをやってみてはいかがだろう。

また、政府も法令を変更し、運転免許があれば誰の車でも運転できるように、従事者免許があれば、誰の無線機でも運用できるようにすべきだろう。そうなれば、自治体は無線機を備蓄しておき、いざというときに免許のある人に運用をお願いできるはず。

アマチュア無線は様々な周波数を利用できるようになっている。それぞれの周波数には特徴があるので、近距離から長距離までリレーして情報を伝達できる。

今回の大地震で学ぶことがたくさんあるはずだ、ぜひ、法令も柔軟に考えてほしいし、我々も便利さに慣れていてしまうことが無く、いざというときの事を考えておく必要があると思う。

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