2011年2月1日火曜日

20000時間の勉強?

ある本の前書きを読んだら、「10年以上で20000時間勉強した」という。「その道で他人より飛び出るには10000時間と言われているが、20000時間もやった」というわけだ。
10年以上というので、例えば12年と仮定しよう。そうすると、年間、約1700時間、365日全て費やすことは、出来ないだろうから、300に日として毎日5~6時間は勉強しなければならない。
仕事と勉強を兼ねているような仕事があれば別だが、例えば通常の業務をしながら英語の勉強をしたいと思ったら、残業をまったくしなくても、家の事をやったり、睡眠時間もとったりするので、3時間とるのも大変だ。残業の多い仕事をやっている人が勉強はできない。たぶん、その本を書いた人は仕事と勉強を兼ねることが出来たのだろう。例えば翻訳などは勉強と兼ねられる。
しかし、普通の仕事は、繰り返しできること、似たような事、マニュアル通りやれば良いことなどが多い、会議や資料作りなども新たに勉強するような事はそれほど多くない。
さて、普通の人はどうしたら良いのだろう?一つは集中力でカバーすること、細切れ時間を活用すること、5分でも良いから365日使う事などで必要なのだろう。毎日2時間ひねり出せば、年間700時間は確保できる。10年で7000時間だ。
まあ、他人より飛び出る必要が無いなら毎日2時間5年もやればかなり実用になると思う。同じ事で飽きちゃう人だったら、色々な事をやれば良い。一つの事で秀でる必要は無いかもしれない。
それから、勉強は机上だけでなく、経験が重要で。机上で何百時間もかかることが経験では短時間で済むこともある。同じ勉強をするにしても、直ぐに使ってみるということが重要だと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿