多くの企業が大震災の影響で経営の危機になっている。通常時とは違ったマネジメント、通常では考えないようなアイデアが必要だったり、それを短期間で遂行する必要があるなど、平常時に活躍している人材が必ずしも非常時に活躍できるとは限らない。組織の中には非常時に活躍する人材がいるはずだ。そういう人を活用することが企業活動にとって重要なはずだ。
非常時に活躍する人材は、事が起こってから探すのではなく、平常時に決めておくことも重要だと思う。前にも書いているが、様々な人材の多い、多様性を尊重してきたような企業は必ずしも効率が良くないが、非常時には対応できているはずだ。画一的な人事制度で同じような人材を採用、登用してきたような企業は、今回の危機で急速に業績が悪化し、廃業するなど出てくる可能性がある。今からでも間に合うかもしれない、非常時に活躍しそうな、ユニークな人材を活用して、多くの企業が経営の危機から脱して、日本の経済が一日でも早く平常に戻ってほしい。
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