2010年10月26日火曜日

中央新幹線、リニアモーターの必要性

リニア中央新幹線、直線ルートで決着しそうだが、経済性や利用者を考えれば東京から大阪までを短時間で結ぶためには直線が良いだろう。

ところで、なぜリニアモーターにしなければならないのだろうか?
技術的には超伝導の利用など技術立国日本をアピールできる。しかし、高齢化や人口減少に向かう日本で経済的に成り立つのだろうか?磁気浮上式は軌道にコイルを並べるなど、莫大な建設費がかかり、その後のメンテナンス費用もかかるはず。それこそ、レアアースなど大量に使うのではないだろうか?現在計画されているリニア中央新幹線のように直線区間が多ければ、鉄道方式でも、平均時速400km程度での営業運転も可能なはず。ノンストップなら東京・名古屋間を50分程度で結べるはず。浮上にこだわるなら空気浮上型も考えられそうだ。

リニア方式にするのか鉄道方式にするのか、民間企業が投資するなら、真面目に考えて議論するべきだろう。JR東海さんはまだ民間企業とは思えない感じもする。将来日本国民の借金にならなければ良いが?実際、売り上げはどのくらいになるのだろうか?

東海道新幹線の利用者の一部が利用するとして、年間1000万人程度だろうか?一人あたり1万円の売り上げとして1000億円、多くて尾3000万人で3000億円。
9兆円以上かかると言われているので、経費がかからず利子が無いとしても30年はかかる。JR東海の年間売り上げは1兆5千億円程度だそうだが、リニアが出来たからといっても、そう簡単に売り上げが増えるとは思えない。多めに見ても年間5千億円の売り上げ、はやり借金返済には長い年月がかかりそうだ。
色々な試算があるようだが、将来赤字が埋まらず公的資金投入なんて事が起こらないように、数字で判りやすく国民に示してほしい。

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