競合他社の成功事例に振り回されているということは無いだろうか?
調査会社の発表に一喜一憂していることはないだろうか?
まずは疑ってみよう。
だいたい自社の事を考えてみよう。外向きに成功事例として発表していることが結構あるのではないか?実はあまり成功とは言えない状況だったり、本当は失敗していることもあるはずだ。競合企業を落とし入れるためにわざと成功事例として発表することは、ほとんど無いと思うが、たいして成功していないのに成功事例と言う事もあるし。賭け事のように、たまたま成功してしまった事を、さも計画的に成功したように見せることもあるだろう。
調査会社の他社の成功事例も、良く分析して見る必要がある。アンケート結果など、その結果がどの程度統計的に有意なのか確認してみる必要がある。
もっと簡単な例だと、子供の成績だ。子供に成績が良い子の勉強法を真似させても、同じ塾に通わせても、そんなに簡単に成績は上がらないだろう。それぞれ個性があるからだ。個性に合わせて新しく勉強法を考えないと成功しないことも多いはずだ。企業もまったく同じだ、自分の企業の特性、従業員の特性に合わせたやりかたを探さなければならない。
他社の成功事例は、参考程度に勉強しておけば良いということだ。
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