ナレッジマネジメントについて、成功事例をよく聞きますが、実際にはうまく行っていない、外向けにうまく出来ているように見せかけているだけの会社も多いと思います。そこで、なレジマネジメントについて、色々と書いてみることにします。
ナレッジマネジメント、ナレッジシェアリングはなぜ必要かは、ほとんどの企業で理解されていると思いますが、あらためて必要性を考えてみましょう。
従業員10名程度の企業では、誰が何をやっていて、どんな仕事をしていて、今日は何をしているかまでは、社長からアルバイトまでおおよそ理解していて、困ったときには助け合える体制が自然と出来ている。
たとえば何かの開発チームではどうでしょう。数人レベルで開発できるような製品は、ナレッジマネジメントなどと言わなくても、自然と情報共有しているし、目標も全員で共有できていて、黙っていても同じ方向に向かって判断ができると思います。
零細企業の集合体のような企業なら、チーム内の意思疎通がとれていれば十分かもしれませんが、少し大きな企業になると、大きな人数の人が同じ仕事に向かっている場合が多く、それも部門毎の役割分担が決まっています。開発なども20人程度までならまとまりますが、それを超えた人たちが関係すると、情報が伝わらなくなります。零細企業の集合体のような企業でも、大きくなれば、やはり問題が出てきます。同じ事を複数の部門が実行してしまうような重複や現場最適が起こり、無駄が発生します。
チーム力を発揮。無駄な状態を作らない。誰が担当しても同じ結論が得られるために必要になるのが、ナレッジマネジメントです。
(続きは、実際の例を考えて見ましょう。)
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