2011年1月5日水曜日

RI1ANC

正月休み、久しぶりに無線機に向かった、相変わらず電離層の状態はあまりよくない。
夜に9時近くにもなると、14MHz帯域は静かだ、特にわたしの様にベランダアンテナでは、ほとんど期待できない。それでも太陽黒点がわずかに増加しているので、ノイズの中を探してみた。すると、RI1ANCというコールサイン(電信)が聞こえてきた。ロシアのコールサインなのだが、ためしに呼んでみた。直ぐに応答があり、簡単な交信をしたが,場所は南極のボストーク基地からでした。

今では南極とは衛星通信が主流なのだろうが、昔はモールス通信が活躍していたのだろう。
インターネット時代と言っても、南極まで海底ケーブルを引くことはできないので、無線しかない。大量の情報通信を安定的に行うには衛星通信しかない。ただし、衛星は費用もかかり個人的に気軽に通信を行うには、短波を使ったモールス通信が手軽だろう。それに、いざという時には役立つかもしれない。
・・・と言っても、モールスは時代遅れですね。

遠くの夜景を眺めながら、ベランダの簡単なアンテナで南極と交信してみると、地球が惑星と感じる。
小さいことはどうでも良いと感じる。

以下RI1ANCの情報
RI1ANC - new call-sign club station of Vostok base.
Alex Turkeev, RD1AV (ex.RV1ZC, UA1ZCK) - chief of the base and radio operator in 2011.

0 件のコメント:

コメントを投稿