2011年1月15日土曜日

効率的な時間の使い方、その4

効率的に時間を使うために、思い付くのは、「無駄な会議に出ない」とか「無駄な資料を読まない」「異動しないで電話で済ます」など、確かに効率になるかもしれないが、経営層、マネジメント層、創造的な業務をしている人は、それでは駄目だと思う。
無駄な会議とか、無駄な資料があることが、企業内に無駄を発生させている証拠である。無駄は排除すべきである。ここで気お付けなければいけない事は、表面的、短絡的に無駄だと判断しないこと。
無駄だと思う会議に出席すれば、見えない課題が見つかる事がある。無駄だと思う資料から問題点を発見する事もある。
同僚や部下と昼食をとっていて、仕事にまったく関係ない話から、ふと、仕事上の重要な事を思い出し、ちょっと調べると大変な事を見落としていたことに気づき、大事に至らずに済んだ。なんて経験はあるのではないだろうか。もし、気づかなければ、そのリカバリーに膨大な時間を費やすことになっていたかもしれない。なんて経験はないだろうか?
一見、無関係に感じる、会議や資料、何か気がつくことがあるはずだ、時間をかけて資料を読む必要は無い、ざっと眺めても直感的に「おや?」と気がつくことがあるはずだ。経営層なら、会議を黙って聞いて、誰が何を発言するのか?どんな様子なのかを観察することも大切だと思う。そこで働く人たちの実力、自分の会社の実力が見えてくるはずだ。そこから問題点を見抜いて早めに手を打つ。そういうことが大切だろう。
移動時間、確かに無駄に感じる。そこは色々活用できる。電車の中で黙って目をつぶって考え事をしても良いだろう。脳みそを駆使して、物事をロジカルに整理できる時間でもある。外の景色を見ていても、何か感じることがあるはずだ。いつも同じ風景を観察しても発見がある。
同僚との無駄話から早期に病気が発見できて命拾いしたなんて話も聞いた事がある。遊んでいて発明のヒントを思い付いたなんて事もあるはずだ。無駄な時間を過ごしたかどうかなど、結果が出てからわかるもの。無駄かどうかは、短絡的に判断しないことが必要だと思う。

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