2011年1月22日土曜日

技術者減税

国産大型ロケット「H2B」2号機の打ち上げが成功したそうだ、技術立国日本にとってはうれしいことだ。ロケットや人工衛星といえば様々な部品を組み合わせで、部品の一つでも欠陥があれば失敗してしまうことがある。部品一つ一つに技術、創意工夫が詰まっており、それを作った多くの技術者や職人によって支えられている。
技術力は学力とは違う。国を豊かにするには、学力だけでは語れない技術力を持った人材が必要だ。日本が元気な社会であり続けるためには、技術革新、技術での差別化を続けることが必要だ。投資家も企業の経営者も、よく考えてほしい。投資する資金があったとしても、そこから何かを生み出し創造する技術者がいなければ利益は出ないのだ。技術軽視、技術者軽視の投資や経営を続ければ、企業は弱体化してしまう。
日本の社会も企業と同じだ、日本を元気にしたいなら、技術者減税くらい考えても良いのではないか?技術に関わる大学を卒業したり、一定の経験を積んでいる、企業で研究開発など実施している人の所得税減税。技術者を希望する人が増え、海外からも優秀な技術者が集まり、技術者が増えれば、日本発の技術も増え、国が豊かになる。そのくらいのことを考える時期だと思う。

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