2013年7月5日金曜日

日本経済が停滞している原因=経営者の安全志向

日本企業がイマイチ元気が無い理由、会社が元気がなくなるのは、従業員のせいじゃない。社長や役員がダメだからだと思う。

社長や役員が部下に判断材料の証拠集めばかりさせ、判断に躊躇している間に、海外の企業はどんどん進めてしまい、競争に負けているという事が多くなっているのではないかと感じる。欧米的なやり方を真似して、実は欧米よりも競争力を落としている。そんな感じがする。

ロジカル、科学的思考、成功への証拠集め、もちろんある程度は必要だろうけれど、安全志向でスピードについてゆけない。より安全に考えれば考えるほど時間も人でもかかってしまう。競争しているのだから時間が勝負で、十分な情報が無いままでも判断が必要になることがあるはず。また、自分が社長の間に、不祥事が起こっては困ると、コンプライアンスも必要以上にリソースをつぎ込んでいる可能性もある。

勘だけの博打経営では困るが、日本の企業に求められているのは、限られた情報と時間の中でのトップの判断力と判断のスピードだと思う。

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