2015年3月11日水曜日

PDCA経営って大丈夫?

「経営は、Plan(計画)→Do(行動)→Check(点検)→Action(改善)の繰り返しで、このPDCAサイクル(経営サイクル)を日々回し続けていくことが重要」
という話を聞いたことがあるかもしれませんが、経営ですから失敗したら、はいおしまい。それから先は無いということも考えなければいけません。失敗してはいけない、一発勝負の経営判断にはPDCAなど言っていたら、
Plan(計画)→Do(行動)→Check(点検)→Bankurpt(倒産)
になってしまいます。
原発など、一たび事故が起こったら重大な影響がでるようなことに、失敗したから、改善しましょうは通用しません。「福島第一原発では、津波が想定外に大きかったので、全国の原発の堤防を見直しました。」など起こってはいけない事です。基準の見直しなどが起こらないようにする必要があります。
人、物、金をつぎ込まないような改善レベルの業務にはPDCAは重要だと思いますが、会社が傾くような経営判断、投資、商品開発、土木建設工事、重大事故の防止などにPDCAは適用できないと考えるべきでしょう。
時々、企業の方針や政府の広報などを見ると、PDCAを回して改善してますと書かれていることがありますが、本当にそれでよいのか、考える必要があると思います。

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