2015年3月9日月曜日

「想定外」なんて言うのは専門家か?

福島第一原発の事故、津波が「想定外」という事だが、専門家が知恵を絞った結果の「想定外」というのは信じられない。普通、メーカーで品質や安全に取り組んできた人たちは、常に「想定外」を無くす努力をしている。
原発再稼働の動きや意見があるが、都合が悪いことは、みな「想定外」にしたいようだ。原発はひとたび事故を起こせば大きな被害が出る。もし、某国からのミサイル攻撃で破壊されれば、居住できない地域が半径20~30キロでは済まず、複数の都道府県に住めなくなるリスクがある。

素人でも、隕石や、火山の大噴火、ミサイル攻撃や航空機の墜落なども想定できる。確率は非常に小さいかもしれないが、想定できる。想定したうえで、確率が著しく低いとか、コストがかかるから対応しないとか決めたら良いことだ、最初から無いことにしてしまうのは、無謀である。

リスクを恐れずというなら、数字で議論すべきである。いろいろ原発肯定の意見が出ているが、とても科学的とは思えない。科学的というならFMEAとかFTAで示して説明すべきだと思う。ミサイル攻撃などは、政府も警戒して、迎撃などを強化しているのですから、大津波がくるよりも確率は高いのではないか?

http://ieei.or.jp/2014/12/sawa-akihiro-blog141211/
など、問題をすりかえている感じがする。専門家なら科学的に分析して、書いてほしい。

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