2016年5月25日水曜日

オフピーク通勤、サラリーマンに呼びかけてどうする!

小田急の電車社内の中吊りに「オフピーク(時差)通勤のお願い」がありました。
調べてみると、国土交通省をはじめ、各鉄道会社が様々なキャンペーンやお願いをしている様です。


そこで、思ったことは、「業務時間に自由度が無い、一般のサラリーマンに呼びかけてどうするの?」ということです。
始業時間を変えることが出来ない、従業員は、せいぜい早起きして早めに家を出るくらいの事しかできませんが、長距離を通勤している人たちに、早めに家を出ろと言っても限度があります。私の住んでいる近くの駅では、6時を少し過ぎると、もう人でいっぱいです。
最近になって、同じ時間帯に人が集中するようになっています。私は相鉄を使っていますが、横浜駅に7時30~8時ころまでに到着する電車が、5年前より混雑するようになっていると感じます。私だけではなく、同僚も同じ事を言っていました。理由は、多くの企業がフレックスタイムを廃止したり、縮小したりしているからです。時間的な自由度が無い人たちに呼びかけるポスターなどあまり意味が無いと思います。ほとんどの人は、呼びかけなどされなくても「時間をずらせるなら、やっているよ。出来れば混雑する時間帯の電車に乗りたくない。」と思っていますから、腹が立つだけではないかと思います。
国土交通省や鉄道会社が依頼すべき相手は、経団連や経済同友会などの企業トップです。
鉄道会社などに、「依頼相手は一般サラリーマンではなく、企業のトップに依頼すべきだ。」と意見を出してみませんか?多くの人が意見を出せば、少しは変わるかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿