2016年4月20日水曜日

熊本地震で川内原発を止めても大丈夫か?


川内原発を止めた状態で、熊本変電所(または熊本変電所を通る送電線)が切れた場合に、南九州は大丈夫か?というのが話題になっているので、計算してみました。
九州電力の現在供給可能量は1243万kW(供給可能電力は九州電力のホームページ参照。)
宮崎と鹿児島など南部の電力使用量は20~25%程度、使用量の割合は、http://www.japan-now.com/article/190796595.html

から算出できます。おおよそ、ピークで300万kW程度の供給可能であれば大丈夫という計算になります。夏場でなければ、需要は最大供給量の70%程度の需要で足りています。
ということで、240万kW程度あれば、川内原発止めた状態で熊本変電所がやられても、足りる計算になる。南九州の火力は240万kWの能力があるので、火力だけで何とかなりそうです。さらに、揚水発電所もあるので、日中の短時間のピークも対応できそうです。

結論は、川内原発を止めた状態で、北部九州と結ぶ送電線や変電所が地震で壊れても電力的には大丈夫と思われます。あくまでも公開されている情報からの推定です。


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