2014年1月4日土曜日

放射線量の偽装を再現

高い放射線量が計測されたという写真が掲載されたりすることがありますが、偽装を再現してみました。
新聞に、トリウムを含む、ガスランタン用のマントルを挟んで写真をとってみました。
新聞の日付がわかるようにして、駅や有名な建物の前で写真を一緒に撮ると、「ここは、こんなに高い値を示した。」と偽装できてしまいます。
最近、ウソの情報が写真とともに拡散されることがありますので、複数の情報を調べるなど、十分に注意するべきでしょう。

通常の値 
毎時0.11マイクロシーベルトを表示

新聞にトリウムを含む
ガスランタンのマントルを挟む
大きな値を示す



2014年1月2日木曜日

世界の総発電量

世界の総発電量等を調べるのに良いサイトがあります。
http://www.eia.gov/
例えば、風力発電の発電量は
2011年に 4463億キロワット時
原子力は 25072億キロワット時

世界中の風力発電の発電総量は原発の1/6程度と、すでに主要な電源となっていることがわかります。

全世界の再生可能エネルギー発電量と原子力発電との比較


2013年12月28日土曜日

the United States is disappointed

駐日アメリカ大使館の出したプレスリリース

http://japan.usembassy.gov/mobile/e/p/tp-20131226-01.html

に出てくる、disappointed の意味
日常会話ではない、プレスリリースなどには、普通は同盟国に対して使わない様だ。

http://knagayama.net/blog/2013/12/28/how-disappointed-is-disappointed/


地方新聞が面白い

最近の全国紙はあまり面白く無いです。そんな中で地方新聞が活躍しています。
例えば高知新聞、特定秘密保護法案に関して、インタビュー記事が出ています。
http://www.kochinews.co.jp/13himitsu/13himitsufr.html

衆議院議員 中谷氏のインタビューなど、記者の質問もすごいと感じます。

2013年7月11日木曜日

省エネ技術加速中

今日は、記録的な暑さが出るほどの猛暑の一日でしたが、東京電力管内でピーク時供給力に対して91%程度の5000万キロワットをちょっと超えた程度で済んだ様だ。3.11東日本大震災前の消費電力だったら、ピーク電力は6000万キロワットを超えていたことだろう。
これは、冷蔵庫などの家電、照明のLED化、複写機やプリンターなどの事務機器の省エネ化、PCからタブレット、ネットワーク商品の省エネ化、自動販売機の省エネ化、電車などの省エネ化、など様々な機器の省エネが進んでいる他、高断熱住宅など冷房効率の良い家も徐々に増えているなど、様々な分野の小さな努力が省エネ化を加速しているからだ。
この数年で、東京電力管内だけでも、100万キロワットの原発10基分の1000万キロワットは削減されているに違いない。最初は我慢の節電が多かったが、知恵と工夫で徐々に良くなっていると思われる。
特に日本は、切羽詰まってから強いと思う。電気代が値上がりすれば、その分くらいは取り戻そうと、様々なアイデアが出てきて実行される。これぞ、日本の底時からだと思う。

頑張れ日本の技術者、省エネ技術はまだまだ色々とあるはずです。まだまだ加速できます。



2013年7月11日の電力状況

2013年7月6日土曜日

原発推進派と原発反対派の意見

原発について、3.11以来いろいろな意見が出ていますが、フェースブックやツイッターなどで出てきた賛否を意見を表にまとめてみました。

原子力というと安全性までに目を向けてしまうし、安全性の議論ばかりになっていると感じます。マスコミも政治家も、原発稼働の是非については安全性の議論だけで、本当に将来に大きな影響を与え続け重要な問題の、「増え続ける使用済核燃料は今後どうするのか?」、「再処理したプルトニウムはどうするのか?」については、議論が起こらないように、避けている人が多いのかもしれません。

参議院選挙では、あえてエネルギー政策や原子力について明確にしない候補者が多いように感じます。原子力を推進したいなどと言うと反発されるからでしょう。


2013年7月5日金曜日

日本経済が停滞している原因=経営者の安全志向

日本企業がイマイチ元気が無い理由、会社が元気がなくなるのは、従業員のせいじゃない。社長や役員がダメだからだと思う。

社長や役員が部下に判断材料の証拠集めばかりさせ、判断に躊躇している間に、海外の企業はどんどん進めてしまい、競争に負けているという事が多くなっているのではないかと感じる。欧米的なやり方を真似して、実は欧米よりも競争力を落としている。そんな感じがする。

ロジカル、科学的思考、成功への証拠集め、もちろんある程度は必要だろうけれど、安全志向でスピードについてゆけない。より安全に考えれば考えるほど時間も人でもかかってしまう。競争しているのだから時間が勝負で、十分な情報が無いままでも判断が必要になることがあるはず。また、自分が社長の間に、不祥事が起こっては困ると、コンプライアンスも必要以上にリソースをつぎ込んでいる可能性もある。

勘だけの博打経営では困るが、日本の企業に求められているのは、限られた情報と時間の中でのトップの判断力と判断のスピードだと思う。