2016年5月28日土曜日

雨の日、満員電車での傘

通勤、通学に電車を使っている方の多くが、濡れた傘を満員電車に持ち込んで、嫌な思いをすることが多いのではないだろうか?自分の傘で自分のズボンが濡れて気持ち悪いだけなら、「まあ、しかたない」と我慢するが、他人の服を濡らしてしまったり、足に滴をたらしたりして気まずい思いをする。ひどい人は、傘を持ったまま、網棚に荷物を上げようとして、座っている人の読んでいる本や新聞を濡らしてしまう人がいる。
他人に迷惑をかけないため、折りたたみの傘を、レジ袋などに入れて、カバンの中にしまう人も見かけますが、うっかりカバンの中に水が垂れたり、書類が湿度でしわしわになったり、それはそれで、嫌ですよね。
濡れた傘を電車内に持ち込まずに済んだら、どんなに良いだろう?
と思う事はありませんか?特に、職場が地下鉄の通路に直結していて、家から最寄りの駅までしか傘を使わないという人も多いのではないでしょうか?

それなら、鉄道会社が低価格で傘の貸し出しビジネスをしてはどうでしょうか?
出勤時に家から持って出た傘は、濡れたまま、駅の改札を通ったら、返却できる。
到着したら駅から傘を借りて、職場まで行く。
帰りは逆にすればよい。

問題は、朝雨が降っていて、帰りには晴れている。または、その逆があるので、どうやったら、傘が足りなくならずに、このソリューションを成り立たせるか?
そもそも、雨の日の朝、家に貸し出し傘が無かったらどうするのか?

自動改札と組み合わせると、何かできるかもしれませんね。
住宅地の駅は、夕方の傘が駅に多い場合は、持って帰ってもらう。
企業が多い場所の駅は、朝傘を借りたら、夕方返さないとペナルティーとか?

まあ、そこまでやらなくても、駅に傘の水滴を来エアで吹き飛ばすような装置を設置してほしいですね。傘をたたんで、溝に傘を差し込んで、歩くだけで、強いエアで水滴を吹き飛ばす装置です。

濡れた傘の満員電車対策、解決できたら、どんなに良いでしょう。日常の、ふとした不満、解決されていないものは、まだまだたくさんあります。他人のボヤキがビジネスになるかもしれませんよ。

2016年5月25日水曜日

オフピーク通勤、サラリーマンに呼びかけてどうする!

小田急の電車社内の中吊りに「オフピーク(時差)通勤のお願い」がありました。
調べてみると、国土交通省をはじめ、各鉄道会社が様々なキャンペーンやお願いをしている様です。


そこで、思ったことは、「業務時間に自由度が無い、一般のサラリーマンに呼びかけてどうするの?」ということです。
始業時間を変えることが出来ない、従業員は、せいぜい早起きして早めに家を出るくらいの事しかできませんが、長距離を通勤している人たちに、早めに家を出ろと言っても限度があります。私の住んでいる近くの駅では、6時を少し過ぎると、もう人でいっぱいです。
最近になって、同じ時間帯に人が集中するようになっています。私は相鉄を使っていますが、横浜駅に7時30~8時ころまでに到着する電車が、5年前より混雑するようになっていると感じます。私だけではなく、同僚も同じ事を言っていました。理由は、多くの企業がフレックスタイムを廃止したり、縮小したりしているからです。時間的な自由度が無い人たちに呼びかけるポスターなどあまり意味が無いと思います。ほとんどの人は、呼びかけなどされなくても「時間をずらせるなら、やっているよ。出来れば混雑する時間帯の電車に乗りたくない。」と思っていますから、腹が立つだけではないかと思います。
国土交通省や鉄道会社が依頼すべき相手は、経団連や経済同友会などの企業トップです。
鉄道会社などに、「依頼相手は一般サラリーマンではなく、企業のトップに依頼すべきだ。」と意見を出してみませんか?多くの人が意見を出せば、少しは変わるかもしれません。