2017年1月12日木曜日

「メディアが絶対に伝えない」という言葉は要注意

SNSが普及してから、「マスコミが伝えない」とか、「メディアが絶対に伝えない」などと書いてあるサイトは、まずその情報を疑った方が良いと思います。多くが、不正確な情報やウソ情報を流し、自分たちの都合に良い方向に誘導したり、金儲けや詐欺のサイトに誘導したりしている事がほとんどだからです。アメリカの大統領選挙でも、嘘ニュースが多く拡散されていたそうです。嘘を信じて事件まで発生しているそうです。

これらのウエブサイトは、人の心理につけこむサイトも多く、信じたほうが気分がよくなる様な情報に誘導するように書かれていることが多いものです。人は誰も自分を正当化しようとしたいので、自分が正しいと思うような情報やニュースは気分が良くて拡散したくなり、ウソでも拡散してしまう。

信頼のおけないニュースなどは複数のメディアで確認するとか、英語がそこそこ読める人は、海外のサイトを確認してみるとか、過激な書き方をしている場合は、単純にヒット数を稼いでいるサイトなので、元の情報を確かめてみるとか、単純に信じない方が無難だ。
それでも、友人にシェアしたい情報があった場合は、不正確な可能性が情報であることをコメントしてシェアしたほうが無難だと思う。

大手マスコミでも不正確な記述がされていることがある。技術屋からみると、あきらかに疑問がある記事を見かけることもありますが、そいういう時は、いろいろな人たちの意見を聞いてみるのも良いだろう。
また、いろいろな人には、自分と意見が違う人も含めておいた方が良いです。自分と意見が合う仲良しクラブは気分が良いが、違う視点の情報を見失うことになります。もちろん、感情的になったり、攻撃的な発言をする人は相手にしない方が良いと思いますが、違う意見で、情報が不正確だと気が付くこともあります。

最近は、ノンフィクションの様な歴史小説を真実だと思いこんでしまう人がいたり、嘘だと書いてあるにも関わらず、嘘という部分が消されて拡散されてしまったり、困ったものですが、良く調べてみるという習慣をつけて、情報に振り回せれないようにしたいものです。

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