東京電力柏崎刈羽原発、あるいは中部電力の浜岡原発再稼働の話題とともに出てくるのが、リニアモーターカーの新幹線には原発が必要だという議論。
でも、ちょっと考えてみると、高速鉄道に原発は不向きだ。なぜならば、高速鉄道は深夜から早朝にかけては運行しない。特に短時間で長距離を移動するリニア新幹線で深夜に移動する必要性はない、例えば品川駅を深夜0時過ぎに出て名古屋に深夜1時ころ到着するなんて利用者はほとんどいないだろう。メンテナンスもあるので、深夜から早朝は運転を止めることになる。運転を止めている時間帯の消費電力は非常に小さくなる。
一方で、原発の運転は厄介だ、出力を短時間で簡単に調整できない。だから深夜電力は安くしても使ってもらったり、揚水発電などで調整しなければならない。
もし、リニア新幹線のために原発を駆動したら、さらに深夜の電力が余って困ることになる。リニア新幹線のために原発が必要だという噂はどこから出たのかわからないが、たぶん、ありえない。オンオフの簡単な発電の方が調整しやすい。高効率のコンバインドサイクルなどが向いていると思う。
たぶん、「リニアには原発何基分の電力が必要」という話が、「リニアには原発が必要」という話にすり替わったのだろう。
2016年10月17日月曜日
2016年10月13日木曜日
東京の大規模停電から言える事、分散型の電力を拡大すべき
10月12日に発生した東京の大規模な停電、老朽化した電線が問題となっているが、そもそも、東京周辺から大電力を都心部に送り込まなければならないところが問題だと思う。また、中央省庁までもが送電されてくる電力を頼りにしているところも問題、様々なリスクが、今回の停電で露呈したことになる。
解決策の一つは、電力の分散化、太陽光発電と蓄電を都心部のビルなどに増やし、足りない分はガスタービンを用いたコジェネなどで長距離送電に頼らない電力を増やすべきだろう。企業や中小の病院y診療所、商店なども蓄電設備と出来れば太陽光発電を増やして、長時間の停電に耐えられるようにすべき。テロや災害にも強くなる。町中の街灯なども太陽光を補助電源とできるようにすれば、かなりの送電の負担を減らすことができる。
原発は都心から遠く離れた発電所から、人里離れた山岳部などを経由して長距離送電が行われている。テロに弱いし、メンテナンスも大変だ。
今回の停電をきっかけに、多少コストがかかっても、蓄電設備+太陽光発電で、電力の分散化を加速すべきだ。
解決策の一つは、電力の分散化、太陽光発電と蓄電を都心部のビルなどに増やし、足りない分はガスタービンを用いたコジェネなどで長距離送電に頼らない電力を増やすべきだろう。企業や中小の病院y診療所、商店なども蓄電設備と出来れば太陽光発電を増やして、長時間の停電に耐えられるようにすべき。テロや災害にも強くなる。町中の街灯なども太陽光を補助電源とできるようにすれば、かなりの送電の負担を減らすことができる。
原発は都心から遠く離れた発電所から、人里離れた山岳部などを経由して長距離送電が行われている。テロに弱いし、メンテナンスも大変だ。
今回の停電をきっかけに、多少コストがかかっても、蓄電設備+太陽光発電で、電力の分散化を加速すべきだ。
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