2016年3月17日木曜日

日本のものつくりがダメになってたまるか!

サラリーマン技術屋のみなさん、このままでは本当に日本のモノつくりはダメになってしまう。

シャープや東芝がダメになったのは、もちろん経営者の責任だ。
でも、日本のモノつくりをダメにしてきたのは、経営者だけでなく、上ばかり見て、黙ってきたサラリーマン技術者にも責任がある。

経営者のいう事には絶対逆らわず、上にあわせて黙ってヒラメやっていたら会社が傾いて、気が付いたらリストラになってしまうなんてことが、明日は我が身かもしれない。
自分だけは大丈夫なんて、そんな証拠はあるだろうか?

いつまでもヒラメやっていないで、自分で真剣に考えて、「これは変だ、これではダメだと」思ったら、上司だろうが、役員だろうが、社長だろうが、本音で、しっかり意見を言ってみよう。
このままでは、日本の技術はダメになる。




2016年3月14日月曜日

蓄電池に投資せよ

二次電池(蓄電池)の需要は確実に伸びる。蓄電池で成功すれば大きなビジネスになるのは、間違いない。
電気自動車の需要はもちろん大きいが、電力用の需要拡大は世界的に見込まれるからだ。発電の変動が大きい、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーの普及にも必要ですし、原発のように需要変動に耐えられない電力の調整にも利用できる。日本のように人口が集中している地域では送電コストがかからないが、人口が分散していたり、国土の広い国では、蓄電コストがある程度下がれば、太陽光または風力と蓄電の組み合わせが爆発的に普及する可能性が高い。
電力需要用は自動車用ほどエネルギー密度を上げる必要が無いので、コストを優先でサイズは少々大きくても問題にならない。コストは長寿命化で一回当たりの蓄電コストを下げることができれば、蓄電池そのもののコストは現在と同じでも問題なさそうだ。1kWhあたり2~3円が実現できれば十分普及できる。
メーカーはもちろん、政府も日本経済のために優先的に投資してはどうか。

2016年3月13日日曜日

破壊的革新

最近、「イノベーション」という言葉が流行っていて、多くの経営者が「イノベーション」という言葉を使っているが、言葉の定義が曖昧である。外国語をそのままカタカナにすると、本来の意味と違った使われ方がされたり、あるいは誤訳されたり狭義のまま訳されたりしてしまうことが多い。いまだに「イノベーション」を「技術革新」だけだと誤解している人もいる。
「イノベーション」という言葉をあえて日本語に置き換えるとしたら「破壊的革新」としては、どうだろう。経営者の発言で「イノベーション」という言葉が出てきたら「破壊的革新」と置き換えてみると、本物のイノベーションかどうか判断できるのではないだろうか。