2014年6月1日日曜日

不都合な真実 GDPが増えても電力需要は減っている。


経済成長には電力が欠かせないと言われるので、実質GDPと電力需要(必要な電力量)をグラフにしてみた。
たしかに2010年までは実質GDPと電力需要には相関がある。そころが、2011年を境にトレンドが変わった。
3.11が省エネを加速したのは間違いないが、電力を節約しつつ、実質GDPは成長していることになる。
経済をまわすには電力は欠かせないが、「経済成長とともに発電量を増やさなければならない」という神話は終わったと言える。
「経済成長に原発は必要だ」と言うのは、必ずしも正しい主張ではない事がわかる。

実質GDP(左の数値)と電力総需要(右の数値)


電力需要の出典は
http://www.fepc.or.jp/library/data/demand/2013.html

GDPは
http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html

0 件のコメント:

コメントを投稿