2012年7月7日土曜日

夏の省エネ テレビを止めよう

夏の省エネ、熱中症を考えたり、高齢者や小さな子供、あるいは受験生がいる家庭では、節電と言ってもエアコンを止めるのはなかなか出来ない。そこで、家電の中で最も無くても済む物を考えてみた。それはテレビだ。
試しに、2~3日、テレビ見ないと決めて実行してみよう。天気予報やニュースはスマホで十分。家族との会話が増えたり、読書ができたり、自己啓発の勉強が進んだりとメリットもある。
テレビは居間に置いてあるような37V型くらいになると、テレビをつけている時は消費電力は150~200Wくらい。それだけではない、テレビの消費電力のほとんどは熱となって室内を暖めることになる。室内の温度上昇に貢献しないエネルギーは、屋外に出てゆく光と音くらいだ。単純に考えると冷やすのに同じ電力が必要になる。実際のエアコンはヒートポンプだから30%くらいのエネルギーで済むだろうけれど、150W~200Wの消費電力のテレビがオンだとすると50Wくらい余計に消費電力が必要になることになる。一時間あたり200wh、一日に5時間テレビがついていると、1kWhも消費してしまう。ひとつ気に30kWh。これを、せいぜいニュースや天気予報を合計1時間程度見るくらいに減らすとひと月6kWh程度で済むので、24kWhも節約になる。
脱原発派の方も、二酸化炭素削減派の方も、節電には賛成のはず。
この夏の省エネは、テレビを止めるに限る。ラジオだったら、小さいラジオなら1Wも使わない。
どうしてもテレビが見たい場合は、小さいワンセグテレビやスマホなどで済ませることもできるだろう。
テレビ局では「省エネはテレビを消すのは一番良い」なんて絶対に宣伝しないけど、無くても我慢できる、家電の節約で一番効果があるのはテレビを消すこと。ぜひ実践してみよう。

「夏の節電、テレビを止めよう」運動をもりあげましょう。

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