2012年3月30日金曜日

International Mini-Conference on Sustainable Growth and Asian Energy Policy


3月27日に一橋大学で行われた International Mini-Conference on Sustainable Growth and Asian Energy Policy に参加してきました。
日本では高齢化や工場の海外移転と、省エネ化で、エネルギーの使用量はそれほど増えないと思いますが、新興国を中心に世界的にはエネルギーの必要量が爆発的に増えると考えられます。省エネ技術、再生可能エネルギーの開発など、改めて重要だと再認識させられる一日でした。
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2012年3月28日水曜日

脱原発、進めたいなら自分で発電しよう。

脱原発、デモに参加する方々を否定するつもりはありませんが、私は、多くの人がデモに参加してもなかなか変わらないので、むなしい感じもするし、自ら代替案を提案できないままというのもクヤシイです。

そこで、一つの提案は、
「脱原発を進めたいなら、自ら自分の家で発電しよう。」ということだ。
たかだか1kWや2kW程度のソーラーパネルでは焼け石に水かもしれない。でも、数が集まれば、それなりの力になるはずだ。1kWでも100万世帯が設置すれば100万kWだ、夏の暑い日ざしが強いときに原発一基分の100万キロワットが発電できればすごいことだ。デモに参加して再生可能エネルギーをメガソーラーや大型の風力発電など、他人に期待するだけではなく、自ら再生可能エネルギーに参加すべきだと思う。

家庭用のソーラー発電設備は、ちょっと高級な乗用車程度の価格はする。なかなか元がとれないという話しも聞く。たしかに採算がとれるまでは長期間必要だし、簡単には投資できない価格だ。
でも、ちょっと考えてみよう。ちょっと高級な乗用車を購入している人は沢山いらっしゃいます。もともと、車で元をとろうなんてしていないはず。高級乗用車を購入するくらいなら、タクシーを使ったほうが経済的なのに、経済性を無視して自己満足のために購入している人が多いです。

そう、ソーラーパネルの設置は、脱原発の意思表示の自己満足でも良いと思う。電力会社が困るくらいにどんどん設置が増えると、面白いはず。アパマン族は自分では本格的なソーラーパネルを設置できませんが、ミニソーラーくらいなら設置できます。100Wくらすのソーラーパネルとコントローラーやバッテリーまで含めて10万円でおつりがくるくらいの値段になっています。非常用の電源としても使えますし、電力使用量の10%くらいは、100Wソーラーでもまかなえる可能性もあります。BSアンテナのように、小さなソーラーパネルが日本中にあふれても良いと思う。

商店街などに、街灯の組合などがありますが、街灯をすべてソーラーに変更しても良いと思います。日当たりが良いところなら街灯のポールの上にソーラーパネルを設置して充電して使います。店舗の屋根や屋上にソーラーパネルを設置しても良い。また、もし、計画停電のようなことが起こっても、ソーラー充電の町の灯は消えないということも可能だ。

脱原発、デモに参加するのも良いけれど、自ら投資して小さくても良いから、再生可能エネルギーを作り出しませんか?