2011年7月29日金曜日

海老名でもホットスポット (海老名市内の放射線)

神奈川県海老名市、福島第一原発からは260km以上離れている。2011年7月現在、路上1mの高さで測定すると、私の持っているガイガカウンターでは0.10~0.14μSv/h程度に落ち着いている。路上アスファルトの上に直に置いて、0.16μSv/h程度。公園の土の上などで0.17μSv/h。
心配される田んぼは、0.13μSv/hで、事故以前の0.10~0.11μSv/h程度と差がなくなってきている。
ところが、雨どいの雨水を地面に落とすドレインパイプの出口付近を測定すると、0.3~0.6μSv/hという通常の数倍の値を示すことがわかった。舗装してあっても0.3μSv/h以上、土のところだと0.6μSv/h程度までの数値となった。3月末ごろに杉花粉で黄色くなっていた場所と同じ、つまり屋根に降りそそいだ放射性物質が雨で流されて集まった場所に放射性物質が集まってしまったということだ。
この程度の値ならば、直ちに問題になる値では無いと思われるが、莫大な量の放射性物質が撒き散らされてしまったのだろう。
7月27日に行われた 衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」参考人説明、児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)が参考になる。(上手く見る事ができない場合は 国会のビデオライブラリから再度検索)
スライドも公開されました。
この状況でも原発を推進したいなんて人たちは、何を考えているのだろう?

2011/07/29海老名市内で撮影
側溝などさらに高い場所もある様だ
(写真は無断使用禁止)

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