2010年10月10日日曜日

理工系離れを阻止するためには

日本の経済を支えているのは科学技術であることは間違いないだろう。日本の経済は、工業製品により支えられている、農業や食品、物流などすべての産業が技術があってこそ効率的に成り立っている。それを支ええいるのが理工系の人材だ。経済や経営などの分野も科学技術とは切り話せない状況だ。今後の日本経済を支えるのは文系出身の人ではなく、多くの技術系であることは間違いない。
ところが、その日本の経済を支えている理工系に進む子供が少なくなっている。大きな原因は企業やその経営者にある。多くの技術者が非正規雇用にシフトしている現実がある。つまり企業にとってはコストダウンだ。きつい汚い、長時間労働で良いことが無いという印象を若者や、その親の世代に与えている。
多くの企業は、まず、技術者の正規雇用率をアップすること、多くの企業が理系の採用を増やし、理系は就職に有利だという方向にすることが重要だと思う。
企業の利益を支えるのはやはり技術職だ。ほとんどの企業で価値を創造しているのは技術者のはずだ。特にメーカーと言われる企業は技術者無しにはなりたたない。将来、企業が成長するには優秀な技術職が重要になる。長期間、新しい価値を生み続けるためには、毎年、優秀な人材を集めて育て続けないとならないはずだ。現在、理系にとっても就職難の今は優秀な人材が余っているはず。企業にとっては、優秀な理系の人材を集めるチャンスである。文系の採用を減らしたり、外注化しても、優秀な理系の人材を景気が悪い今でも採用し続けておく必要があるだろう。
科学技術というのは一朝一夕には獲得できない。経営者も投資家も我慢が必要だ。我慢できずに寄せ集めて短期に利益を得ようと思っても、簡単にその企業の技術は育たないし、もし出来たとしても短期的で本物じゃない。企業の技術力は人だ、マニュアルには無い、マニュアル化できない事を解決して新しい価値を生み出せるのが本物の技術力だ。残念な事に、最近の経営層は技術系出身でも技術の本質がわからないのか、マニュアル化すれば済むと思っているようだ。投資家は、その企業が本物の技術力をもっているのか、経営者の発言などに注意してみるのも良いと思う。

いずれにしろ、日本の将来のために、経済界、企業は理系の採用を増やし、理系の給料をアップすべきだ。広告宣伝費も技術コンテストなどに使い、広告投資するなら、ホンダがソーラーカーレースにお金をだしたように、自社に関係する分野で、日本の理工系が増えるような投資をすべきだ。

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