2010年10月2日土曜日

図書館の電子化

何かを学習するため、様々な事をしらべるために、図書館は現在でも重要だ。
一方で、図書の電子化も進んでいる。携帯できる様々な製品が発売され、メモリー容量も図書館を丸ごと持ち歩けるほどの情報を詰め込むことができる。
図書館の利用は、無料または無料に近い。多くの人にとってありがたいことだ。
自治体や学校などが購入して、それを複数の人が利用できるようにしている。基本的には、購入した数の図書を貸し出すのみ。コピーするとしてもコピー代の方が高くつくので全文をコピーされることもほとんど無い。著作権者も出版社もそれほど損をすることは無い。ところが電子化されると、コピーが簡単に出来てしまう可能性も高いため、著作者からの抵抗もある。
電子化されても、著作権者が損をせず、今までとおり図書館で本を借りるように、著作物を呼んだり利用できる方法は無いだろうか?

まず、電子書籍の権利を図書館が購入する。その数だけ貸し出しできる。3冊分なら3名に同時に貸し出せる。貸し出された人は携帯端末で電子情報で読むことができる。貸し出し期間を過ぎると自動的に読むことが出来なくなり消去される。そういう仕組みを図書館に導入する。住民に優先的に貸し出したり、大学なら学生に優先的に貸し出したり出来るようにする。電子化されれば、保管や貸し出し返却に必要な人件費も節約できるし、オンデマンドでも良いはず。破損も無ければ、返却されないということも起こらない。印刷物よりも安く入手できる。

また、著作権者も出版されて15年から20年くらい過ぎたら、特に権利を主張しない限りフリーで公開されても良いと思う。特許で保護される製品も15年ほど、同程度で良いのではないか?自分の知恵や知識、創造物が20年過ぎてもフリーで使われれば、それでも良いという著作者も多いはず。(もちろん、嫌だという著作者の権利は法令で認められる期間保護すればよい)

電子書籍化が進む中、図書館のありかたも急速に考えなければならないと思う。

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