2010年9月21日火曜日

医療技術分野に資格新設はどうか?

医療機器が高度化しているが、操作やメンテナンスが重要になっているはずだが、どういう資格で運用しているのだろうか?間違えれば人命に関わる。感染防止などの知識も必要になりそうだ。
医療機器の開発だが、ベンチャー企業が取り組むには敷居が高そうだし、臨床試験などの実施も難しいようだ。医師不足の中で、技術開発に付き合っていただける医師は少ないのではないだろうか?

そう言っているうちに、日本の医療機器は国際競争力が低下してしまう恐れがある。

医師が技術の知識まで身に付け対応するのは難しい。ハイテク機械を相手にしつつ、感情を持っている人も相手にする医師は大変だ。機器の開発には技術者が必要だが、工学系の人たちは、医学に関する知識はほとんど無い。

両者の間ができる人材が必要になっていると思う。医師ではなく、技師でもなく、開発まで出来る技術者だ。医療技術者の国家資格を設け、企業が医療機器を開発しやすくできる環境を作る。また、医療機器の運用やメンテナンスにも一定の能力を身につけた人があたるというのはどうだろう。

新薬だけではなく、医療機器開発でも、その運用でも、遅れをとってしまわないように、考えてほしいと思った。

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